太陽光発電を上手に使いましょう

 

ページ番号1061516  更新日 令和4年9月13日 印刷 

太陽光発電システムを設置すると、太陽が出ている間に発電して電気を利用したり、売電したりすることができます。こうした日常使いのほかに、近年急増している、自然災害による停電などの非常時にも活躍することをご存知ですか。ここでは、太陽光発電の活用法やメンテナンスについてご紹介します。

停電・災害等による非常時の電源確保

平常時に、太陽光発電システムは電力会社とつながる「連携運転モード」で稼働しています。この運転モードを「自立運転モード」に切り替えると、停電・災害等による非常時でも電気を使うことができます。

「自立運転モード」の主な使い方は以下の7ステップです。いざというときに備えて、日頃から練習しておきましょう。

「自立運転モード」の使い方

  1. 自立運転用コンセント(太陽光非常用コンセント)の位置を確認する
  2. 取扱説明書で「自立運転モード」への切り替え方法を確認する
  3. 主電源ブレーカーを「オフ」にする
  4. 太陽光発電用ブレーカーを「オフ」にする
  5. 「自立運転モード」に切り替える
  6. 自立運転用コンセントに家電等を接続して使う
  7. 停電が復旧したら、運転モードを元に戻す
    1. 自立運転モードを解除
    2. 太陽光発電用ブレーカーを「オン」にする
    3. 主電源ブレーカーを「オン」にする)
  8. 「連携運転モード」で稼働していることを確認する

メーカーによって操作が異なります。詳細は各メーカーにお問い合わせいただくか、ホームページをご参照ください。

1 太陽光非常用コンセントを探そう。屋内パワーコンディショナの場合は底面か側面にコンセントがついています。屋外パワーコンディショナの場合は非常用コンセントには「非常用コンセント」と明記されています。

2 自立運転への切り替え方法を確認しよう 。通常時(連携運転)は太陽光発電の電力を家庭で使用したり、売電したりする一般的なモードです。停電時(自立運転)は太陽光発電の電力の一部を家庭内のみで使用可能なモードです。停電時は、連携運転から自立運転への切り替えが必要です。

適切なメンテナンスをしましょう

太陽光発電設備は一般的な家電製品と比べて長寿命ですが、発電性能の維持と安全確保のためには、定期的なメンテナンスが重要です。住宅用太陽光発電は4年に1度の定期点検が推奨されています。点検項目は設置後の年数や使用状況等により異なりますので、専門業者にご相談ください。ご自身による、日常的な目視での点検も有効です。

【出典】

  • 東京都「ゼロエミッション東京戦略 未来を切り拓き・輝き続ける都市を実現する脱炭素戦略」
  • 太陽光発電システム保守点検ガイドライン

 

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環境部環境課温暖化対策係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
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