HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防ワクチンと子宮頸がん

 

ページ番号1004810  更新日 令和5年5月17日 印刷 

HPVワクチンについては、ワクチン接種後に、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が特異的にみられたことから、定期接種を積極的に勧奨しないよう平成25年6月14日付で厚生労働省から勧告がありました。

その後、厚生労働省で検討され、令和3年11月26日付けでHPVワクチン接種の勧奨差し控えを廃止していましたが、個別接種の勧奨を令和4年4月から順次再開するよう通知がありました。また、これにより、接種勧奨の差し控えによって接種できなかった方のワクチン定期接種について、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行う「キャッチアップ接種」が行われることになりました。

また、令和5年4月1日より、9価のHPVワクチン(シルガード9)が、2価ワクチン(サーバリックス)・4価ワクチン(ガーダシル)と同様に定期接種の対象となります。このことについて、平成9年4月2日から平成23年4月1日生まれまでの女性でHPVワクチンを3回受けていない方に、令和5年3月下旬にお知らせを送付しています。

なお、HPVワクチンの定期期間終了後(高校2年生以降)から令和4年3月31日までに自己負担で2価または4価でワクチン接種した方に、令和4年9月1日から令和7年3月31日まで期間を設けて費用助成を行っています。(注意)9価ワクチンは、任意接種費用助成の対象ではありません。

定期接種期間の方

定期接種期間(小学6年生から高校1年生相当の女子)の方は、以下リンク「定期予防接種の種類」のページの「HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症」をご覧ください。

キャッチアップ接種対象の方

対象者
平成9年度生まれから平成18年度生まれの女性

平成19年度生まれの方は、定期接種期間終了後対象となります。

接種期間
令和4年4月1日から令和7年3月31日まで
回数
3回
接種間隔
  • 2価ワクチン(サーバリックス) 初回を0月として、以降1か月後、6か月後の計3回
  • 4価ワクチン(ガーダシル)初回を0月として、以降2か月後、6か月後の計3回
  • 9価ワクチン(シルガード9)初回を0月として、以降2か月後、6か月後の計3回

(注)

  1. 令和3年11月26日付で厚生労働省より通知された積極的接種勧奨の再開について、その他、HPVワクチンの効果と副反応など詳細は、以下リンク「ヒトパピローマウイルス感染症 子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン(厚生労働省ホームページ)」等でご確認ください。
  1. 接種をご希望の方でお手元に予診票のない方は、お手数ですが母子健康手帳をお持ちの上、お近くの保健センターまたは区役所子ども家庭部地域子育て支援課母子保健係で予診票をお受け取りください。インターネット(電子申請)および郵送による申請については、以下のリンクをご覧ください。

ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種費用助成

HPVワクチンの定期接種期間終了後から令和4年3月31日までに自己負担で2価ワクチンまたは4価ワクチンで接種を受けた方に対して、令和4年9月1日から令和7年3月31日まで期間を設けて費用の助成を行っています。以下の資料をご確認ください。(注意)9価ワクチンは、任意接種費用助成の対象ではありません。

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このページに関するお問い合わせ

杉並保健所保健予防課保健予防係
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話:03-3391-1025(直通) ファクス:03-3391-1927