杉並の農業について

 

ページ番号1005240  更新日 令和5年6月2日 印刷 

区内の農地面積と農家戸数は都市化の進行、相続などにより年々減少しています。

令和5年4月現在の農地面積は37.42ヘクタール(区面積の1.10パーセント)、農家戸数は121戸です。東京都23区のうち農地を有するのは11区。その中では5番目の農地面積となります。

農地面積が減少している中、新鮮で安全な多品目の野菜や生活に潤いをもたらす花、植木を生産し、その多くを地域に提供(直販)しています。また、学校給食への供給、各地域で共同即売会の開催、子供たちの農業体験の場の提供や食に関する教育への協力など、地域に役立つ農業を進めています。

花や植木は、市場や業者への出荷割合が高く、区の緑化事業用に契約栽培している生産者団体もあります。
このような農業本来の役割に加え、都市農地は区民の暮らしに大きくかかわっています。自然の残る緑地空間の提供、雨水の貯留、災害時のオープンスペースや復旧・復興用地としての機能など、安全で良好な生活環境維持のためにも農地は大切な役割を担っています。

主な農産物

野菜

トマト 86トン、ダイコン 80トン、ナス 75トン、キャベツ 52トン、ジャガイモ 36トン、ハクサイ 29トン、コマツナ 25トン、キュウリ 24トン、ネギ 23トン、ブロッコリー 18トンの順

果物

柿 10トン、キウィフルーツ及びクリ 5トン、ウメ及びブルーベリー 2トンの順

花卉(かき)類

出荷量で、花壇用苗もの 17万5千本、鉢もの 2万5千鉢、切り花・切り枝等 1万4千本

〔データ出典:令和3年度東京都の地域・区市町村別農業データブック 発行:一般社団法人東京都農業会議〕

農地に関する手続きや生産緑地に関しては以下のページを参照ください。

 

このページに関するお問い合わせ

産業振興センター都市農業係
〒167-0043 東京都杉並区上荻1丁目2番1号Daiwa荻窪タワー(ダイワオギクボタワー)2階
電話:03-5347-9136(直通) ファクス:03-3392-7052
(旧ビル名称「インテグラルタワー」)