とある家庭の習い事事情 その1(平成27年8月17日)

 

ページ番号1009597  更新日 令和4年6月27日 印刷 

「すぎラボ」は杉並区で子育て中のママライター・パパライターによるコンテンツです。

画像:テニスラケット、サッカーボール、バットゴルフクラブのイラストに「とある家庭のならいごと事情」の文字

2015年8月17日

こどもの習い事って、みんな何歳から通わせてる???
ふと気が付いたら周りの子達はみーんな習い事やってるんだけど!!!
習い事と一口には言っても、杉並にはいったいどんな習い事があるの???

そんな悩めるお父さんお母さんのための、リアルな杉並習い事事情。
いろんな家庭の習い事事情を覗き見することで、わが子の習い事の行く末が見えてくる?!。

これはそんな「習い事」に関するシリーズです。

I家の場合

質問1:現在の家族構成を教えて下さい

回答

夫婦、子ども3人(長女小学6年生、長男小学3年生、次女3歳)の5人家族です。
住まいは世田谷に近い杉並南部です。

質問2:習い事に関してのスタンスや理念がありましたら教えて下さい

回答

基本我が家では、習い事は子どもたちの自己申告制にしています。
こんなのがあるよ、とか、こんなのはどう?と有る程度参考になる情報は伝えてますが、本人が「○○やってみたい」と言うまでは放置、ですかね。
なので、3歳の末っ子はまだ何も習い事はしていませんし、長女も初めて習い事を始めたのは年中さん、長男は小学校に入ってからですね。

イラスト:笑顔の男の子と女の子

質問3:お子さんたちの習い事について、切っ掛けや教室の探し方、実際やってみて思ったことなどを教えて下さい

回答

バレエ

  • 習っている人:長女(小学6年生)
  • 習った時期:年中から
  • やり始めた切っ掛け:本人の希望により
  • 教室の探し方:ママ友さんからの紹介
  • レッスン:週1回(平日夜)
  • お月謝:5500円
  • その他必要なもの:レオタード、タイツ、シューズ

バレエ教室は探すと思った以上に多くて、結構悩みます。
ホームページなどを参照しつついくつか見学に行くと良いと思いますが、ひとつ気を付けたいのは、その教室がモダンかクラシックかということです。
モダンはダンス的な要素がかなり強く、いわゆる白鳥の湖みたいなのが踊りたければクラシックにした方がいいかと。
後はお月謝も気になるところかとは思いますが、それよりも発表会での親の出番(手伝い)や出費がかなり大きいので、発表会などについてもあらかじめ聞いておいた方がいいかも。
うちは区民センター利用のお安め教室ですが、それでも発表会(2年に1回)となると5~8万は出て行ってしまいます…(出演料、衣装代、ビデオ代、写真代等)
他にも、父母会でお中元・お歳暮代集めてたりとか、先生の所属バレエ団のチケットノルマがあったりとか、そんな話も聞きますのでその辺も要チェックかと…。

ピアノ

  • 習っている人:長女(小学6年生)
  • 習った時期:小学1年生から
  • やり始めた切っ掛け:本人の希望により
  • 教室の探し方:ママ友さんからの紹介
  • レッスン:週1回(平日夕方)
  • お月謝:6000円
  • その他必要なもの:楽譜等

ピアノ教室も数が多く、どこに行ったらいいかわからないー、という感じでした。
個人でやっている先生が多いせいか、ホームページなどはあまりなく、大手以外は口コミが頼りかなと思います。
某チェーンの音楽教室みたいに、ランクが上がると電車で他の町まで通わないと行けない場合もあるので、その点は要注意かな。
ちなみにうちの娘は、ピアノ習いはじめたら音痴が直りました(笑)。

お琴

  • 習っている人:長女(小学6年生)
  • 習った時期:小学2年生から
  • やり始めた切っ掛け:本人の希望により
  • 教室の探し方:インターネット
  • レッスン:月4回(日時フリー)
  • お月謝:10000円(子供料金)
  • その他必要なもの:お爪、楽譜

娘にお琴やりたいと言われた時はどうやって探せばー、と途方に暮れましたが、探せば以外とあるものです。
年配の先生がご自宅でやられている場合も多いので、ネットにはそれほど数はひっかかりませんが、良く見れば駅とか道に結構看板が出ています。
家で練習するためのお琴は7万円くらいから売っているようです。
幸い我が家の場合は親戚で使ってないお琴があったので、それをお借りしましたが、弦の貼り替えとかもあったりでちょこちょこお金はかかります。
その他、和の習い事は級や資格を取るのにすごいお金がかかるらしいので、資格試験等を受けるかどうか、先に先生と方針を確認しておいた方がいいかもしれません。
発表会については、うちの子が通っている教室の場合年に一回、会派合同の子ども発表会があります。
発表会の衣装はワンピースとかでもOKなのですが、子どもが着物を着たいと言うので着物を用意したためここでも出費が…。
教室によっては着物しかダメとかいうところもあるらしいので、発表会の回数や出演料、服装についても聞いておいた方がいいかもしれません。

ゴルフ

  • 習っている人:長男(小学3年生)
  • 習った時期:小学1年生から2年間
  • やり始めた切っ掛け:本人の希望により
  • 教室の探し方:インターネット
  • レッスン:週1回(土曜夕方)
  • お月謝:8000円
  • その他必要なもの:クラブ・手袋(クラブは無料レンタルあり)

小学校に入って「何かやりたい」と言い出したので、本人の希望を聞いたところ「テニスか卓球かゴルフがいい!」とのこと。
たまたま近くのゴルフ練習場にもジュニア教室があったので、そちらへ通うことにしました。
ゴルフのジュニア教室は人気も高いようで、他の練習場やスポーツクラブなどにも、ジュニア教室が併設されているところは多いように思います。
初めは平日夕方に通っていたのですが、なれない小学校通いで疲れるのか、レッスンに行ってもグダグダだったため半年後に土曜日夕方のクラスへ変更。
その後1年半ほど本人も楽しく通っていたのですが…ある日突然「何度言っても注意を守ってくれず、クラスの安全が守れないため退会して下さい」との電話連絡があり即日強制退会に!!
退会になった理由自体は本人の責任というか自業自得なので素直に応じましたが、だったらもっと早く教えてくれよというのが親の本音。
習い事教室は義務教育ではありませんから、「○○君は注意をちゃんと聞いてくれないことが多くて、このままだと退会していただくしかなくなるので、お母様からも一度きちんと話をしては頂けませんか」なーんて親切に教えてくれるとは限らない、というのが今回学んだ教訓でした…。
それから、すごく気の弱そうな先生のクラスに入れてしまったのも、うちの長男には合わなかったのかも…とちょっと後悔しています(先生が悪いという意味ではなく、あくまでうちの長男には優しすぎた、という意味です)。
なので、次回何かを始める時は、手間を惜しまずクラス担当のコーチまできちんと見学したうえで、子どもとの相性も見極めつつ決めよう、そう思っているところです。
ちなみに、ゴルフやってるなんていうと「お金かかるでしょ?」と聞いてくる人が結構いましたが、教室で習っている分には普通の習い事とそう変わらないと思います。
ただ、プロにしたくて毎週コースに連れていく、とかだと恐ろしくかかると思いますが…。

プール

  • 習っている人:長男(小学3年生)
  • 習った時期:小学2年生から
  • やり始めた切っ掛け:本人の希望により
  • 教室の探し方:インターネット
  • レッスン:週1回(土曜日午前)
  • お月謝:8000円
  • その他必要なもの:指定水着、指定帽子

スイミングスクールも、ネットで探せば数限りなくあるようです。
実際、スイミングに通ってる子は長男の同級生にも多いですが、結構みんな教室がバラバラです。
ただ、日曜もやっている教室、送迎バスがある教室、となると結構限られてきてしまうかも。
どこのプールにもだいたいホームページがありますので、お子さんを通わせてみたい方は色々条件見比べてみるといいかと思います。

イラスト:水着の男の子と女の子


通信教育

  • 習っている人:長女(小学6年生)、長男(小学3年生)
  • 習った時期:長女小学6年生から、長男小学2年生から
  • やり始めた切っ掛け:長女の受験対策
  • 教室の探し方:インターネット
  • レッスン:通信による家庭学習、月1回添削問題提出
  • お月謝:コースによる(ただし塾よりはかなり安い)
  • その他必要なもの:親の根気

長女が「受けたい中学がある」というので塾の体験教室にも通ってみましたが、性格的に自習の方が合っているので通信教育(某Zの付く会)にしました。
長男に公文をやらせようか迷っていた時期だったので、ついでに長男にもやらせることに…。
結果として、長女よりも、長男にやらせておいてよかったー!と思っている今日この頃です。
長女は勉強がそこそこできるので放っておいてもいいのですが、長男は全力で適当。
当然学校の授業も話半分なため、男児はある程度親が見張っていないだとダメだ!そう強く思いました。
毎日やらせて丸を付けるのに親の根気は要りますが、共働き家庭のコミュニケーションの一種だと思って頑張っています。

質問4:その他、お子さんの習い事について思うところがあればお願いいたします。

回答

習い事が長女だけの時は「まぁ、このくらいなら…」と本人の希望に全てOKを出していましたが、長男も習い事を始めた今となってはトータルの習い事数が多すぎてちょっと失敗だったかもー、と思っています。
かと言って、長女はOKで長男はNGというわけにはいきませんし、次女の分もこれから増えると思うと…ますます頭が痛いです。
かかるお金もそうなのですが、親が付き添わないといけないパターンも結構多く、共働き家庭にはそっちの方が辛いかも。
時代なのか地域の特性なのかはわかりませんが、保護者の送り迎えが必須、という教室もチラホラ見受けられます。
あと、小学校グラウンドでやっているような野球やサッカーといったチームは、お値段激安な分、親の当番(コーチへのお茶入れ等)の負担が大きいのでそれはそれで考えもの。
杉並(というか東京)は習い事の種類が本当に多いです。
ママ友に聞いただけでも、キックボクシングとか、トランポリンとか、バトントワリングとか、聞いたことの無いような習い事がわんさかと。
たとえ習い事内容を絞ったとしても、今度は数ある教室の中からどれにするかを選ぶので、結構頭こんがらがってきます。
どこも「空き待ち」の事が多くて私なんかはつい焦ってしまうのですが、ゴルフの件もあって、焦ってもいいことはない、と自分自身に言い聞かせている今日この頃です…。

イラスト:ママに男の子と女の子が抱きついている

 

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