とある家庭の習い事事情 その2 キンボール(平成28年2月15日)

 

ページ番号1019144  更新日 令和4年6月27日 印刷 

「すぎラボ」は杉並区で子育て中のママライター・パパライターによるコンテンツです。

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大きなボールがふわりと浮いている画像
大きなボールがふわり

「キンボール」というスポーツを知っていますか?
大きな大きなボールを使うスポーツです。
子どもが通っている小学校の体育館で「キンボール」のクラブが練習していて、昨年秋から子どもが参加し始めました。


練習中であることを示す横断幕の画像
ただいま練習中

「キンボール」ってどんなスポーツ?

「キンボール」で使用するボールは直径1.2メートル、重さは1キロ、大人が両手を回しても一人では抱えられるかな、という大きさです。それを床に落とさないように、突いたり、蹴ったりしてプレーします。1チーム4名、3チームが一度に試合をして、床に落としたり、コート外に出してしまったり、反則をしたチーム以外の2チームには得点が入るというところが独特のゲーム展開を生み出すスポーツです。

子どもはピンクや黒の大きなボールに触るだけで楽しそう。それをぽーんと突き飛ばしたり、落ちてくるのを受け止めたりするだけで、わくわくしているみたいです。

キンボール練習中の写真
試合形式の練習

杉二キンボールクラブは小学生を中心に、中高生や大人もメンバーで、男性も女性も一緒にプレーしています。
低学年の子どもたちはただボールの動きを追いかけて走ったり、ボールを飛ばすことそのものが楽しそうです。
一方、高学年の子どもたちは競技としての面白さを感じて、他のチームを出し抜くために作戦を練ったり、力強いプレーで得点を伸ばそうとしています。


子どもたちがボールを支えている写真
味方が支えているボールを動かす

中高生や大人は小学生の指導をするほかに、練習試合では子どもたちの中で本気でプレーして汗を流しています。「キンボール」は年齢や性別を問わず、一緒にプレーでき、それぞれの楽しみ方を持てるところが特徴的なスポーツです。親子で同じスポーツをして、楽しさや難しさを分かち合うのもいいですね。


ボールを受けとめに走る写真
ボールを受けとめに走る

「キンボール」は日本各地で大会が開かれ、国体のデモンストレーション競技になるなど、全国で活発に競技が行われています。


子どもたちがボールを支える写真
2015年和歌山国体に出場

杉並区でも平成28年1月24日に杉並区キンボールスポーツ交流大会が開かれ、小学生から一般まで幅広い年代の参加者が集まり、試合をして交流しました。


試合中の写真その1
ジュニアの試合に出場しました
試合中の写真その2
どの試合も接戦になる面白さ
試合中の写真その3
一般の部は年齢も経験も幅が広いです

「キンボール」をプレーしているとき、子どもは運動能力にかかわらず、ボールの動きの面白さ、友達と協力することの楽しさを感じ、大人は体力やスピードでプレーするだけでなく、さまざまな作戦、トリックを使う面白さを味わっています。親子で新しい挑戦をすることで、子どもの成長を身近に感じることができたり、大人の本気の力を子どもに見せることもできます。
日常の中では、親子で一つのことに集中して楽しむことはなかなかできないのですが、「キンボール」でそんな時間をもつことができると思います。

杉並区内の小学校やスポーツ施設では「キンボール」を体験できるイベントが開かれています。機会があれば、ぜひお気軽に体験してみてください。


試合後の集合写真
2015年和歌山国体で優勝

杉二キンボールクラブは2015年和歌山国体に出場し、優勝しました。


優勝を祝う垂れ幕の写真
校内に優勝を祝う垂れ幕

学校内にも優勝を祝う垂れ幕が飾ってあります。

杉二キンボールクラブについて

小学生以上の子ども、保護者のほか、近隣にお住まいの方なら自由に練習に参加できます。
杉二小だけでなく、他の小学校の生徒も参加しています。

練習日時
基本的に毎週土曜日 午後1時~午後5時 (低学年は午後3時まで)
練習会場
杉並第二小学校体育館
見学・体験

随時可能です。予約なしでもお気軽に来て下さい。

運動のできる服装、体育館用のシューズを持参して、ぜひボールを触ってプレーを体験してみてください。
連絡先
杉二キンボールクラブのホームページ内にある「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

すぎラボライター mugi( 中学生と小学生女子のママ)

 

このページに関するお問い合わせ

子ども家庭部管理課庶務係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0686