すぎラボママのリアルなお弁当事情「年長さん男の子の場合」(令和3年12月1日)
以前幼稚園ママのリアルなお弁当事情と言うことで、年少さんの息子のお弁当を紹介しました。あれから早2年。年長さんとなった息子は体もすっかりキッズとなり、保育時間が終わった後に、そのまま幼稚園に残って夕方まで課外活動を行う位たくましくなりました。今回は、飾らないリアルなお弁当とこの2年間でお弁当がどう変わったのかも併せてご紹介します。
年少さんと年長さんでのお弁当の違い
お弁当が始まったばかりの頃と比べ、筆者の作るお弁当も変わりました。同時に幼稚園からお弁当に対して指示される内容も変わっています。幼稚園からの指示は幼稚園によって異なると思いますが、小学校へのステップアップとしてと仰っていたので、参考までにご紹介します。
ママ目線で何が変わったか
3年間、週に4回続いているお弁当作り。徐々に変化があったため、細かい変化は難しいのですが、明らかに変わったことがいくつかあります。それはお弁当のサイズと中身です。
お弁当のサイズ
年少さんでは360ミリリットルのお弁当箱を使っていました。しかもはじめのうちはスッカスカ。おなかを満たすよりも、楽しく食べる、自分で食べきることを重視していました。
わが家でサイズアップしたのは、年中さんから。一回り大きい450ミリリットルに変更し、現在に至ります。
横に並べると上から見ても一回り大きい上に、厚みも若干厚いです。
小さなお弁当は中の仕切りが2つはめられるようになっていて、大きいお弁当は移動式の仕切りが1つあるだけです。
お弁当の中身
年少さんでは一口サイズのおにぎりやミートボールなどフォークで刺しやすいものを中心に少量入れていました。
年長さんの現在は、夕方までお腹が空かないように、肉や卵のおかずを中心にボリュームのある中身を入れています。筆者の息子、先生からもクラスで1・2番を争う食いしん坊と言われています。後ほどお弁当をご紹介しますが、ちょっとビックリされるかもしれません。
幼稚園から指示があった内容
年少さんの時はとにかくおいしく、楽しく食べきることができるお弁当を求められていました。年長さんになり、幼稚園から指示があった内容は2つです。1つはカトラリー。小学校進学を見据えての変更です。もう1つはお弁当のランチョンマットとお弁当袋です。
お弁当のカトラリー
お弁当を食べるためのカトラリーが変わっています。年長さんからは、箸が基本で中身によってフォークやスプーンも持参可能です。年少さんの頃から、早い子は箸を使っていたようですが、必須ではありませんでした。年長さんからは箸が基本です。家庭での訓練が必要なものなので、スムーズに移行できるよう、個人面談などで年少さんの頃からお話をしていただいていました。
先生から子どもたちにも話をしてくださっているようで、4月の時点で全員が箸だけを使って食べることを頑張っているようです。
お弁当のランチョンマットとお弁当袋
筆者の子どもの幼稚園では、年少さんから年中さんまではお弁当袋にお弁当箱とカトラリーを入れ、ランチョンマットを持参します。年中さんの1月頃からこれらがバンダナなどの大判のハンカチに変更となります。
ハンカチの中央にお弁当を置き、縦に2方向からお弁当を巻き、横方向でしっかりと2回結び、結び目にカトラリーを差します。お弁当を食べる時にはハンカチをそのままランチョンマットとして使うそうです。
このハンカチを結ぶ作業は、子どもによってとても苦労するそうです。そのため、移行期間を年長さんまでの3カ月としていました。
実際のお弁当をご紹介します
では、実際のお弁当を3つご紹介します。2つのお弁当箱が並んでいるものは、小さい方は3歳の娘用です。お弁当のボリュームの違いが判ると思います。なお、3歳の娘は筆者とお昼を食べるため、基本的には年長さんのお弁当の中身と見た目を変えないで作っています。
お弁当その(1)
【まぜごはん、アスパラとウインナーのケチャップソース炒め、卵焼き、ハッシュポテト(冷凍)、ちくわチーズ焼き】
混ぜご飯は塩昆布とゴマ、細かく刻んだ梅を混ぜています。野菜少な目なお弁当です。
お弁当その(2)
【チャーハン、卵炒め、ソーセージ、オクラのだし醤油和え、ミニトマト】
チャーハンは焼き豚とミックスベジタブルを入れて、ナンプラーで味付けしています。卵炒めはほうれん草とかにかまが入っています。チャーハンががっつりな分、おかずは全体的にあっさりめです。
ミニトマトはニュースで窒息した事故を見てから、ピックを刺して噛みやすくするようにしています。切ってしまうより形が崩れず、汁も出にくいのでおすすめです。
お弁当その(3)
【肉そぼろご飯、ソーセージ、ハムとほうれん草の卵炒め、オクラのだし醤油和え、チーズ】
肉そぼろは鶏ひき肉のほかに、タケノコ、玉ねぎ、カリフラワーの茎、ブロッコリーの茎、しいたけ、レーズンなどを細かく刻んで入れて甘辛く味付けしています。見た目があまりに地味だったので、100円ショップに売っている星をちりばめています。ちなみにスプーンを持たせましたが、年長さんの意地で、全て箸で食べたそうです。
年長さんのお弁当を振り返る
年少さんのお弁当は大体どのご家庭も同じような仕上がりでした。しかし年長さんとなると子どもの食欲によって、お弁当の中身が本当に違うようです。年少さんの頃のお弁当箱をそのまま使っていて、ボリュームもそんなに変わらないと言う小食な子も。
一方で、我が家のような食いしん坊だとお弁当の中身も敢えてハイカロリーに。幼稚園カバンにこれ以上大きいサイズのお弁当箱が入らないため、ご飯を多めにしたり、中身をたくさんつめる作戦を取っているのですが、ご家庭によってはお弁当におにぎりを添えたり、デザート容器をつけたりしているようです。
現在はコロナ禍で黙食しているそうですが、それでもお弁当の時間は楽しみなようです。年長さんのお弁当は本当にさまざま。子どもの食べる量や好みにも配慮しながらパパママも楽しく作れたらいいですね。
すぎラボライター らくちゃんママ
このページに関するお問い合わせ
子ども家庭部管理課庶務係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0686