教育長メッセージ 保護者・地域の皆様へ(4年7月14日)

 

ページ番号1075474  更新日 令和4年7月14日 印刷 

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教育長 白石 高士

今年度から、杉並区教育ビジョン2022に基づく活動が始まっています。一人一人が教育の当事者として大切にする「みんなのしあわせを創る杉並の教育」について、学校をはじめ、さまざまな人々の集まりの場で意見交換がされています。そうした場で共有された内容には、多様性や人権の尊重、環境保護など、現代社会の課題が出されており、皆さんの力の素晴らしさを感じています。

さて、今年は、観測史上最速で梅雨が明け、厳しい暑さが続いております。そのなか、比較的落ち着いていた新型コロナウイルスの感染者数が拡大し始めました。

区立学校においては、感染予防と、熱中症予防の双方に、これまで以上に意を注いで取り組んでおり、特に、登下校時や体育の授業、屋外での活動等においては、マスクを外すよう指導をしています。

しかしながら、先日、学校を訪問した際、ある子どもが「先生は学校に来るときにマスクを外してって言うけど、外していると周りの大人から変な目で見られる」と発言しているのを耳にしました。また、長い間、マスクを着用してきたことから、「マスクを外すのは恥ずかしい」という声もありました。子どもたちがなかなかマスクを外さない理由には「感染したくない」だけでなく、「周りの人々の目」もあることに気付かされました。

これから長い夏休みが始まります。感染症、熱中症への対策は、まだしばらく続きますが、子どもたちにとってかけがえのない夏を過ごすことができるよう、保護者・地域の皆様におかれましては、ご理解、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

令和4年7月14日 杉並区教育委員会 教育長 白石 高士

 

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