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更新日 : 2026年3月31日
東京における都市計画道路の整備方針(第五次事業化計画)に関する区長メッセージ(2026年3月31日)
目次
「東京における都市計画道路の整備方針(第五次事業化計画)」について、区としての考えを区長が直接お話いたします。
なお、個別路線等に関する考え方については、下記をご参照ください。
東京における都市計画道路の整備方針(第五次事業化計画)の策定を受けての令和8年度の取組
東京都は、令和8年3月30日に新たな「東京における都市計画道路の整備方針」を公表しました。この整備方針を受け、区が施行主体となる2路線及び、東京都の事業ではありますが、中杉通り(補助133号線)の延伸計画である路線について、杉並区としての基本的な考え方と今後の取組についてご説明するものです。
地域ごとにまちの状況や課題は異なりますが、共通して重視すべきことは、道路整備そのものを目的とするのではなく、そのまちの課題に対して最もふさわしい選択を、対話と協働により見いだしていく姿勢であると考えています。
区は、こうした対話の積み重ねこそが、杉並区が目指す「住民自治の実現」につながるものと考えています。今後も、区民の皆様の声に真摯に耳を傾けながら、安心して暮らし続けられる未来に向け、責任をもって取り組んでまいります。より良い未来に向け、一歩ずつ着実に前進していくため、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
杉並区の基本的な考え方と今後の進め方
東京の都市計画道路は、東京都、特別区及び26市2町で共に連携し、「東京における都市計画道路の整備方針」を過去4回にわたり策定し、計画的、効率的に整備を進めています。令和8年3月30日、東京都より「東京における都市計画道路の整備方針」が正式に公表されました。本整備方針は、令和8年度から今後15年間を計画期間とし、東京都全体における都市計画道路の整備を効率的かつ計画的に推進するため、未整備となっている都市計画道路について必要性の検証を行い、必要性の高い路線の中から、優先整備路線を選定しました。
区は「優先整備路路線」は、“今後、整備に向けた検討を進めることが望ましい”とした路線と認識しており、すぐ事業に着手するという考えはありません。まずは、まちの課題を共有しなければ議論はできません。道路整備ありきではなく、「防災等の課題をどう解決し、まちの魅力をどう守るか」を軸に、地域の声を丁寧に伺い、地域住民と一緒に将来のまちの姿を考えていきます。

補助第227号線(高円寺地区)
概況
補助第227号線が計画されている高円寺地区については、当該路線が30年以上前から優先整備路線として位置付けられており、今回が初めての選定ではありません。
高円寺駅周辺では、戦後復興期に駅南口及び北口の一部で区画整理が実施されましたが、北口の多くの区域では区画整理が行われないまま、木造住宅が密集した市街地が形成され、防災上の課題が長年にわたり解消されていない状況にあります。
一方で、高円寺は個性的な商店街や文化・芸術など、多様な魅力が育まれてきた地域でもあります。
基本的な考え方・取組
区としては、道路整備ありきで検討を進めるのではなく、防災上の課題をいかに解決するか、また地域の魅力をいかに守り、継承していくかを軸として、地域の皆様の声を丁寧に伺いながら、最適なまちの将来像を共に検討していきたいと考えています。
令和8年度は、道路事業を一つの契機として地域課題を議論するため、新型コロナウイルス感染症の影響により中断していた高円寺地域の町会・商店会との意見交換会を再開する予定です。地域課題は多岐にわたることから、区役所全庁的な体制で地域の皆様との議論を進めていきます。その後、地域の意見を踏まえつつ、地権者をはじめとする関係権利者、商店街関係者など、まちづくりに関わる多様な主体が参加できる対話の場を広げていくことを検討していきます。
道路のあり方は、「整備する・しない」という単純な二択ではありません。地域防災の取組や、その地域にふさわしいまちの姿について、対話を通じて丁寧に議論し、将来の安心につなげていくことが重要であると考えています。
補助第132号線(西荻窪地区)
概況
補助第132号線が計画されている西荻窪地区については、現在、青梅街道から善福寺川の関根橋先までの約600m区間において、都市計画道路事業に着手しており、多くの関係権利者の理解と協力のもと、用地取得等を進めています。
今回、優先整備路線に位置付けられたのは、その南側に続く、西荻窪駅前広場を含む神明通りまでの約460mの区間です。
基本的な考え方・取組
補助第132号線は、区内における脆弱な南北方向の交通機能の強化に寄与するとともに、幅員の狭さや、歩行者と自転車の錯綜、段差の多さといった歩道の課題を改善することで、西荻窪駅へのアクセス性向上が期待される路線です。また、延焼遮断帯としての指定を受けているほか、桃井原っぱ公園や井草八幡宮一帯といった広域避難場所へのアクセス路線として、地域防災上も重要な機能を担っています。
令和6年度からは、地域と行政が将来像を共に考える「(仮称)デザイン会議」を通じて対話を重ねてきました。その成果として、参加者が主体的に議論し、実践につなげていくテーマ部会(〔1〕西荻ならではの人中心の道づくり部会、〔2〕西荻窪らしい商店街を守るルールづくり部会、〔3〕多様な世代や立場の人の居場所づくり部会、〔4〕道路用地の利活用部会)が発足しています。住民自治によるまちづくりが、具体的な行動として立ち上がりつつあることを実感しています。こうした取組の積み重ねを基盤として、新たな区間についても、同様の姿勢で検討を進めていきたいと考えています。
補助第133号線(中杉通り延伸)
概況
杉並区には、区の中央部を南北に通る中杉通りの延伸計画である補助第133号線があり、新たな「東京における都市計画道路の整備方針」においても、引き続き東京都施行の優先整備路線に位置付けられました。
基本的な考え方・取組
補助第133号線は、交通及び防災の観点から一定の必要性が認められる一方で、現道のない閑静な住宅地を通過する計画であることから、地域住民から不安の声が上がっており、区としても当然の懸念であると認識しています。
区としては、地域住民の十分な理解が得られないまま、拙速に都市計画道路事業を進めるべきではないと考えています。事業主体である東京都に対しては、区の考え方や取組を理解いただいた上で、単に事業を進めるのではなく、地域への丁寧な情報提供や説明を行い、地域における対話と議論が進むよう、協力・連携を求める意見書を、整備方針が公表された後に提出しました。
東京における都市計画道路の整備方針(第五次事業化計画)
詳細は下記ページからご覧になれます。
お問い合わせ先
都市整備部土木計画課施設整備グループ都市計画道路担当
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話番号:03-3312-2111
ファクス番号:03-3316-2470
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