「対話から始まる みんなの杉並」をさらに前へ(令和5年1月1日)

 

ページ番号1085421  更新日 令和5年1月1日 印刷 

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杉並区長 岸本 聡子

あけましておめでとうございます。新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、私は昨夏の区長選挙以来、杉並区に「ミュニシパリズム(municipalism)」を根付かせたいと訴えてきました。「地域自治主義」と訳されるこの言葉は、地域で政策を作る過程において、選挙による間接民主主義に加え、住民の参画によって合意形成を図る直接民主主義的な手法を重視する考え方です。今日の多様なニーズや多分野にまたがる複雑な課題を解決するためには、行政の力だけでは十分ではなく、区民、議員をはじめ、杉並区に関わる多くの方々に意見を出し合っていただき、それらを束ね、共に実行していくことが必要不可欠です。

この半年間、行政の計画案等に対し積極的に意見を募るとともに、対話集会や説明会に私自身が幾度も足を運び、区民等の皆さんと意見交換をしてきました。熱意と知見が詰まった意見や提案に触れ、これこそ区政を発展させていくための原動力であるという思いを強くしました。今後さらに、区民の皆さんの意見を政策に反映させる「気候区民会議」や「区民参加型予算」などの仕組みを具体化すべく、検討を進めてまいります。

来月開会予定の区議会第1回定例会では、私にとって初めての当初予算案を審議していただくことになります。誰もが住んで良かったと思える杉並区の実現に向けて全力で取り組んでまいります。ご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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