スズメバチとその他のハチ

 

ページ番号1014113  更新日 令和6年4月1日 印刷 

ハチは建物の軒下や庭木、また、生け垣などに巣をつくります。
この巣を突いたり、うっかり巣に触るなどすると刺されることがあります。
ミツバチ以外のハチの一生は、4月頃から女王バチが巣作りを開始、最初の働きバチを育て、その後、多くの働きバチが盛んに活動し、10月末頃には、新しい女王バチが越冬場所に潜み、その他のハチは死んでしまいます。

スズメバチ

初期の頃はトックリや一輪挿しを逆さにした形をしています。(写真1)
大きくなるとボールのようにほぼ丸い形になり、下の方に穴が1つだけあります。また、縞模様がでてきます。(写真2)
なお、オオスズメバチは土の中や木の洞などに巣を作ります。

写真1:初期の頃のスズメバチの巣
初期の頃のスズメバチの巣(写真1)
写真2:スズメバチの巣
スズメバチの巣(写真2)

スズメバチの巣の撤去

スズメバチは攻撃性が高いので、日常生活の安全のために、民有地にある巣の撤去については、区・環境課で行っています。(活動期のみ)
巣の大きさ、形、できている場所などを確認の上、所有者・管理者の方から、環境課「有害鳥獣等相談110番」(電話:03-5307-0665 平日午前8時30分~午後5時)までご連絡ください。
なお、区役所閉庁日につきましては、巣等を刺激しないようご注意のうえ、翌開庁日以降に環境課までご連絡ください。

空き家や空き地にスズメバチの巣ができた場合も、所有者等の了解がなければ敷地内に立ち入ることができませんので、ご連絡は所有者または管理者の方からお願いします。

撤去するまでは、巣に近づいたり、刺激したりしないでください。また、黒いもの(頭や瞳、黒い服)や匂いの強い香水に反応して襲ってくることがありますが、その時は、ハチを手で振り払ったりせず、そっと離れましょう。

なお、公共施設敷地内(公園など)にある巣については各管理者にご相談ください。

アシナガバチ

六角形の巣房が合わさっていてシャワーヘッドやハスの実のような形をしています。下の方から見ると巣穴がたくさん見えます。(写真3・写真4)
アシナガバチの巣は、比較的簡単に撤去できるため区・環境課では撤去を行っていません。
撤去の方法については、以下をご覧ください。

写真3:アシナガバチの巣
アシナガバチの巣(写真3)
写真4:アシナガバチの巣
アシナガバチの巣(写真4)

アシナガバチの巣の撤去

用意するもの

  • 手袋、白い長袖のシャツ(できるだけ肌の露出をなくす。)
  • 家庭にあるハエや蚊、ゴキブリなどのスプレー式の殺虫剤
    (巣が高い位置にある場合などは遠くまで噴射できるハチ用の殺虫剤)

撤去に適した時間など

日が落ちて、暗くなるとハチは巣に戻り、活動が抑えられます。
この時間帯に用意した殺虫剤を巣の斜め下から巣に向って噴霧します。
(風向きに注意し、全体にかかるように数秒間かけてください。)
ハチは下に落ちてきますが、すぐには死なないため、巣に対して真下から行うと落下するハチに刺されることがありますので注意してください。
翌日以降、巣にハチがいないことを確認してから、巣を取り除きます。

ミツバチ

ミツバチが巣別れをして、新しく巣をつくる場所を探すため、何千というハチが樹木にひと塊になっていたり、群れて飛ぶことがあります。
これを分封(ぶんぽう)といいますが、しばらく放っておくと何処かに飛び去りますのでそっと様子を見てください。(写真5・写真6)

写真5:ミツバチの分封
ミツバチの分封(写真5)
写真6:ミツバチの分封
ミツバチの分封(写真6)

ミツバチまたはハナバチが、戸袋や壁の中に巣を作っているようなのですが。

夕方暗くなって、ハチが巣に戻った頃に薫煙系の殺虫剤を出入り口から入れるとハチを駆除することができます。できるだけ、煙剤が外に漏れないように密閉する必要があります。

なお、休日で緊急の場合は、管轄の警察署にご連絡ください。
杉並警察署 電話:03-3314-0110
高井戸警察署 電話:03-3332-0110
荻窪警察署 電話:03-3397-0110

 

このページに関するお問い合わせ

環境部環境課生活環境担当
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
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