第11次杉並区交通安全計画

 

ページ番号1070142  更新日 令和6年4月1日 印刷 

交通安全計画の基本的事項

計画策定の趣旨

杉並区の交通安全計画は、昭和46年から5年を計画期間として策定し、第1次からさまざまな交通安全対策の取り組みを実施してきました。

第10次杉並区交通安全計画の計画期間(平成28年~令和2年)では、交通事故件数が平成28年の62.6%、負傷者数も61.6%に減少しています。しかしながら、交通事故死者数については、3人から7人の間で推移しており、第10次杉並区交通安全計画で目標とした、年間交通事故死者数をゼロにするという目標を未だに達成できていません。

こうした状況を踏まえ、杉並区では人命尊重の理念に立ち、交通事故死者数を根絶させること等を目標とし、関係機関がそれぞれの役割の下、実効性のある交通安全対策を実施していくため、第11次杉並区交通安全計画を策定します。

計画の性格および位置づけ

第11次杉並区交通安全計画は、交通安全対策基本法に基づき、第11次東京都交通安全計画との整合性を図り、策定します。

第11次杉並区交通安全計画はその内容を踏まえ、杉並区がなすべき身近な生活道路等の安全や区民への啓発活動等を中心とした「道路交通」の安全対策の大綱として策定し、達成すべき目標を明らかにし、その実現を図るために必要な取り組みを計画化します。

計画期間

令和3年度から令和7年度までの5カ年とします。

計画の目標と取り組みの重点化の方向性

計画の目標

目標指標

現状(令和2年)

目標(令和7年)

交通事故発生件数

838件

754件以下

交通事故死者数

3人

0人

自転車の交通事故関与件数

367件

330件以下

取り組みの重点化の方向性

自転車事故防止策の強化

自転車利用者に対し、「自転車安全利用五則」をはじめとする、交通ルールの遵守やマナーの向上を継続的に啓発していきます。また、自転車の交通事故対策を総合的に推進していくため、自転車の走行空間の整備や警察による取り締まりの実施など、さまざまな取り組みを実施していきます。

高齢者事故防止策の強化

高齢者の事故は他の年齢層と比較して重大事故につながる確率が高いため、高齢者施設に対して交通事故発生の情報提供や交通安全講習会への積極的な参加を呼びかける等、日々の交通安全への関心を高めていきます。

二輪車事故防止策の強化

主要都道や国道での指導・取り締まりの強化に加え、身体を保護するための胸部プロテクターの着用促進キャンペーンや講習会などを実施します。

第11次杉並区交通安全計画の全文は以下リンク先のページをご覧ください。

 

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