荻外荘復原整備工事

 

ページ番号1063544  更新日 令和6年1月17日 印刷 

南側の芝生広場は現在閉鎖中です
荻外荘復原整備工事のため、これまで開放していた南側の芝生広場は、令和4年(2022年)7月1日から閉鎖しています。
閉鎖期間:令和4年(2022年)7月1日~令和6年(2024年)12月(予定)
芝生広場は、荻外荘公園開園見込みの令和6年(2024年)12月から再びご利用いただける予定です。
荻外荘の復原整備に、どうぞご期待ください。

荻外荘完成イメージ

復原整備工事は、令和4年(2022年)6月10日付けで、株式会社竹中工務店 東京本店と契約が成立しました。


動画コーナー

荻外荘の3Dウォークスルー(令和6年1月公開)

荻外荘3Dウォークスルードールハウスビュー


復原整備工事の現場では、移築部分も含めて建物の躯体が組み上がり、既に稀有な存在感を放っています。工事は日々進捗しており、工程が進めば、この「骨組み」もまた次の姿に移っていきます。そんな今しか見られない貴重な「骨組み」の様子を、豊島区内に移築されていた部分(「荻窪会談」の舞台となった「客間」を含む部分)を中心に、「3Dウォークスルー」にしました。貴重な「荻外荘の骨組み」のバーチャル空間を、ぜひお楽しみください。


荻外荘の内部構造の様子(令和4年12月公開)

荻外荘の内部構造動画のスクリーンショット


令和4年夏に着手した復原整備工事では、「荻外荘(てきがいそう)」を、近衞文麿居住当時の姿に復原するため、荻窪に残されていた建物の大部分について、部材を丁寧に取り外す解体作業を実施。この過程で、創建以来約95年振りに、日本を代表する建築家 伊東忠太が手掛けた現存する数少ない邸宅建築であるこの建物の内部構造が明らかになりました。この様子は、今後復原整備工事が進むと、再び壁などで覆われて見ることができなくなることから、解説付きの動画を制作して公開することとしました。創建時は大正天皇の侍医頭である入澤達吉の個人宅だったこともあり、内部構造を知ることができたのは、非常に限られた人のみだったと考えられます。ぜひご覧ください。

動画を公開する部屋の位置図
現在の荻外荘「食堂」「ははの部屋」「旧廊下周辺」

 


公開するのは、荻窪に残されていた建物のうち、「食堂」、「ははの部屋」、「旧廊下周辺」の動画です。

国指定史跡「荻外荘(近衞文麿旧宅)」復原整備工事に関する説明会(令和4年6月30日)

令和4年(2022年)6月30日(木曜日)に工事説明会を開催しました。当日の配布資料をご覧ください。

完成イメージ

完成イメージ1

完成イメージ2

完成イメージ3

平面図・立面図

整備平面図

立面図


応援してください 荻外荘復原・整備プロジェクト
「荻外荘復原・整備プロジェクト」は、日本の針路を左右する重要な会談の舞台となった「荻外荘」を、近衞居住時代の姿に復原し、公園として整備する取り組みです。公園は、令和6年12月の公開を目指しています。日本を代表する建築家 伊東忠太設計による現存する数少ない邸宅建築でもある荻外荘。その復原・整備は、区民の方だけでなく、日本全国の幅広い方々からご寄附を募り、本プロジェクトへのご理解とご賛同を得ながら進めていきたいと考えています。

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このページに関するお問い合わせ

都市整備部みどり公園課みどりの計画係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
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