杉並教育ICTフォーラム 第2部の模様
有識者と杉並区教育委員会教育長による座談会
第2部では、第1部の実践報告を踏まえつつ、「AI(人工知能)と共存する時代を主体的に生き抜く力を育む学校教育を目指して」をテーマに、ICTを活用した教育の専門家である中川一史氏(放送大学教授)と堀田龍也氏(東北大学大学院教授)を招いて、井出隆安教育長と共に、3氏による座談会を行いました。
中川氏は、「杉並区が進めてきた研究指定校による取り組みを踏まえつつ、段階的にICT機器を整備する手法は全国のモデルとなるもの。ICT機器が各教科のねらいに応じて活用されている点も評価できる」と話されました。
堀田氏は、「杉並区は、全ての教科の学びの基盤となる情報活用能力の育成に力を入れており、新学習指導要領を見据えた取り組みが着実に図られている」と語りました。
そして、今後に向け、中川氏から「教師主導から児童生徒主導の授業へ変えていくことが大切」、また、堀田氏からは「プログラミング等するのは人間であり、児童・生徒が情報技術の仕組みを理解する教育が必要」とのご意見がありました。
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