現在位置: 杉並区公式ホームページ > 健康・医療・福祉 > 医療 > 予防接種 > 子ども・妊婦の予防接種 > 任意予防接種 > 男性HPV感染症予防接種の費用助成
印刷
ここから本文です。
ページID : 20110
更新日 : 2026年4月1日
男性HPV感染症予防接種の費用助成
杉並区では、令和7年4月1日から、任意で行う男性のHPV感染症予防接種について、費用の助成を開始しました。費用助成を受けられるのは、区内の契約医療機関です。
目次
ヒトパピローマウイルス感染症とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、主に性行為によって感染するウイルスです。性行為を経験する年頃になれば、男女を問わず多くの人がHPVに感染します。ウイルスの遺伝子型は200種類以上あり、ほとんどは問題を起こしませんが、その一部は子宮頸がんのほか中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマなどの疾患の原因になることが分かっています。
HPV感染症予防接種について
使用するワクチンと接種方法
4価ワクチン又は9価ワクチンを使用します。
(注)杉並区では、令和8年4月1日から、9価ワクチンも費用助成の対象となりました。
接種量は1回0.5ミリリットルを2回又は3回筋肉内接種します。
【標準的な接種間隔】
-
4価ワクチン(ガーダシル)3回
初回を0月として、以降2か月後、6か月後の計3回目を接種します。 -
9価ワクチン(シルガード9)
15歳になるまでに接種を開始する場合 初回を0月として、以降6か月後の計2回目を接種します。
15歳になってから接種を開始する場合 初回を0月として、以降2か月後、6か月後の計3回目を接種します。
【標準的な接種間隔を取ることができない場合の接種間隔】
-
4価ワクチン(ガーダシル)3回
1か月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目から3か月以上の間隔をおいて3回目を接種します。 -
9価ワクチン(シルガード9)
15歳になるまでに接種を開始する場合 1回目の接種から5か月以上の間隔をおいて2回目を接種します。
15歳になってから接種を開始する場合 1か月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目から3か月以上の間隔をおいて3回目を接種します。
(注1)原則、同一ワクチンで接種を完了します。
(注2)原則、同一ワクチンで接種を完了することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、途中から9価ワクチンに変更することも可能です。
(注3)初回接種が9価ワクチンで15歳未満の場合は、9価ワクチンの2回接種で完了とすることも可能です。
(注4)4価ワクチンは令和8年12月販売終了予定のため、4価ワクチンでの接種をご希望の場合はご注意ください。
(注5)1年以内に接種を完了することが望ましいとされています。
(注6)令和7年度中に交付をうけた予診票は、令和8年4月以降も使用期限まで引き続きご使用いただけます。
効果
男性がワクチンを接種することで、肛門がんや尖圭コンジローマなどの原因と考えられているHPVへの感染予防が期待できます。
(注)肛門がんについては、国立がん研究センター希少がんセンターホームページ
をご参照ください。
(注)尖圭コンジローマについては、厚生労働省ホームページ
をご参照ください。
副反応
HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれですが、重い症状が起こることがあります(注)。ワクチンとの関係が不明なものも含めて、接種後の重篤な症状としての副反応の報告は、接種者1万人あたり、4価ワクチンは2価ワクチン(サーバリックス)と合わせて約9人、シルガード9では約3人です。
痛みや緊張等によって、接種直後に一時的に失神や立ちくらみ等が生じることがあります。失神による転倒を避けるため、接種後30分程度は体重を預けることができる背もたれのあるソファに座るなどして様子を見るようにしてください。
(注)重いアレルギー症状:呼吸困難やじんましん等(アナフィラキシー)、神経系の症状:手足の力が入りにくい(ギラン・バレー症候群)、頭痛・嘔吐・意識低下・急性散在性脳脊髄炎(ADEM)等
- 痛みやしびれ、動かしにくさ、不随意運動について
- ワクチンの接種を受けた後に、広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が 勝手に動いてしまうこと)などを中心とする多様な症状が起きたことが報告されています。
- この症状は専門家によれば「機能性身体症状」(何らかの身体症状はあるものの、画像検査や血液検査を受けた結果、その身体症状に合致 する異常所見が見つからない状態)であると考えられています。
- 症状としては、1.知覚に関する症状(頭や腰、関節等の痛み、感覚が鈍い、しびれる、光に対する過敏など)、2.運動に関する症状(脱力、歩行困難、不随意運動など)、3.自律神経等に関する症状(倦怠感、めまい、睡眠障害、月経異常など)、4.認知機能に関する症状(記憶障害、学習意欲の低下、計算障害、集中力の低下など)などいろいろな症状が報告されています。
- 「HPVワクチン接種後の局所の疼痛や不安等が機能性身体症状をおこすきっかけとなったことは否定できないが、接種後1か月以上経過してから発症している人は、接種との因果関係を疑う根拠に乏しい」と専門家によって評価されています。
- 同年代のHPVワクチン接種歴のない方においても、HPVワクチン接種後に報告されている症状と同様の「多様な症状」を有する方が一定数存在することが明らかとなっています。
- 上記のような「多様な症状」の報告を受け、様々な調査研究が行われていますが、「ワクチン接種との因果関係がある」という証明はされていません。
- ワクチンの接種を受けた後や、けがの後などに原因不明の痛みが続いたことがある方は、これらの状態が起きる可能性が高いと考えられているため、接種については医師とよく相談してください。
区の公費助成について
| 助成の対象者 | 接種日当日、杉並区に住民登録がある小学6年生~高校1年生に相当する年齢の男性。 令和8年度は、平成22年(2010年)4月2日から平成27年(2015年)4月1日生まれの方。 |
|---|---|
| 助成額と助成回数 |
|
| 接種の手順 |
|
| 接種場所 | 杉並区内の契約医療機関 男性HPV感染症予防接種契約医療機関一覧は予防接種契約医療機関一覧をご確認ください。 |
予防接種を受けるときの注意点
予防接種は体調の良いときに受けてください。不明な点がある場合は、接種を受ける前に医師へ相談してください。
予防接種を受けることができない方
- 明らかに発熱(37.5℃以上)している方
- 重い急性疾患にかかっている方
- 当該疾病に係る予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
「アナフィラキシー」:通常接種後30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応です。 - その他、かかりつけの医師に予防接種を受けないほうがよいといわれた方
予防接種を受ける際に、医師とよく相談しなければならない方
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患のある方
- 過去に予防接種で接種後2日以内に発熱、全身性発しんなどのアレルギーを疑う症状のみられた方
- 過去にけいれん(ひきつけ)をおこしたことがある方
- 過去に免疫状態の異常を指摘されたことのある方もしくは近親者が先天性免疫不全症である方
- 予防接種の接種液成分に対し、アレルギーがあるといわれたことのある方(ワクチンの製造過程において、培養に使う卵の成分、抗生物質、安定剤などが入っているものがあります。)
(注)主治医がいる場合は、必ず事前に受診し、予防接種を受けて良いか判断してもらいましょう。
別の医療機関で受ける場合は、主治医から診断書(または意見書)を受け取ってから予防接種を受けるようにしてください。
接種後の注意
- 接種後30分程度は、アナフィラキシーが起こることがありますので、医師とすぐ連絡がとれるようにしておきましょう。
- 接種後に高熱やけいれんなど異常が出現した場合は速やかに医師の診察を受けてください。
- 接種後4週間は体調に注意しましょう。また、接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は医師にご相談ください。
- 接種後、種類の異なるワクチンを接種する場合には、予防接種法で定められた間隔をあける必要があります。接種間隔は接種した翌日から数えてください。
- 接種当日の激しい運動はさけてください。
任意予防接種による予防接種健康被害救済制度
お問い合わせ先
ここまでが本文です。