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更新日 : 2026年4月1日
高齢者肺炎球菌予防接種
目次
杉並区では、高齢者肺炎球菌定期接種の対象者の方に一部公費助成を実施しています。
高齢者肺炎球菌予防接種は、予防接種法に基づく定期予防接種ですが、接種を受ける法律上の義務はありません。
なお、平成26年10月より実施してきた経過措置(70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方)は、令和6年3月31日をもって終了しました。
実施概要
定期接種対象者
区内在住で、以下の1、2のいずれかに該当する方
- 満65歳の方
- 満60歳以上65歳未満で、心臓・じん臓・呼吸器またはヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害を有する身体障害者手帳1級相当の方
(注意)区の費用助成の有無に関わらず、これまでに高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種を一度でも受けたことがある方は定期接種の対象ではありません。
(注意)接種対象者2に該当し、接種を希望する方は、障害の程度がわかるもの(身体障害者手帳等)をお持ちの上、保健センターまたは障害者施策課障害福祉サービス係(区役所東棟1階)の窓口で予診票の交付申請をしてください。
定期接種期間
65歳の誕生日前日から66歳の誕生日前日まで
定期接種回数
1回(初回接種の方に限ります。)
本人負担額
- 昭和36年4月1日以前生まれの方:4,000円
- 昭和36年4月2日以降生まれの方:5,500円
令和8年度の制度改正により、接種対象者の生年月日により自己負担額が異なります。
接種の費用は医療機関の窓口でお支払いください。
費用免除対象者
(1)生活保護受給中の方、(2)中国残留邦人等の支援給付を受給中の方は無料で接種できます。
(注意)予診票に「免除」と印字されていない方は、必ず接種前に以下の窓口で予診票を提示し、費用免除の手続きをしてください。窓口は、(1)は区内5カ所の保健センター・福祉事務所・区役所地域福祉係、(2)は福祉事務所です。
接種場所・接種方法
東京23区内の契約医療機関で、予診票を持参して接種してください。
(杉並区以外の医療機関については、事前に所在地の自治体へご確認ください。)
東京23区の契約医療機関以外での接種
入院や施設入所等のやむを得ない事情により、東京23区の契約医療機関以外で接種を受ける場合は、以下リンク先をご確認ください。
予診票の交付
65歳になる誕生月の前月末に発送します。
(例:昭和36年5月5日生まれの方には、令和8年4月末に予診票を発送)
ただし、令和8年4月に65歳になる方(昭和36年4月2日から昭和36年4月30日生まれの方)は、発送準備の関係で予診票の発送が令和8年4月末になります。予診票が届く前に接種を希望する方は、保健センターまたは保健福祉部管理課地域福祉係(区役所西棟10階)で予診票の交付申請をしてください。
昭和36年4月1日以前生まれの方は、お手元にある予診票をそのままお使いいただけます。
肺炎球菌ワクチンとは
肺炎は日本人の死亡原因の上位となっています。肺炎球菌による肺炎は、成人肺炎の25~40%を占めており、抗生物質が効きにくく、治療の難しいものが増えています。
高齢者に対する肺炎球菌ワクチンは、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を用いて、1回筋肉内に接種します。
なお、令和8年度より、定期接種で用いるワクチンが23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)から、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)に変更になりました。
なお、助成の有無にかかわらず、過去に一度でも肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は、定期接種の対象になりません。
(注意)この予防接種は肺炎球菌が原因となる肺炎の予防をするためのものですが、接種することで、肺炎にかからないというものではありません。現在通院治療等をしている方は、かかりつけの医師と相談のうえ、接種してください。
肺炎球菌ワクチンの効果
肺炎球菌には、100種類以上の血清型があり、定期接種で使用される沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)は、そのうち20種類の血清型を対象としたワクチンであり、この20種類の血清型は、成人侵襲性肺炎球菌感染症(注)の原因の約5~6割を占めるという研究結果があります。
また、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)は、血清型に依らない侵襲性肺炎球菌感染症全体の3~4割程度を予防する効果があるという研究結果があります。
(注)侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。
肺炎球菌ワクチンの副反応
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシー、痙攣(熱性痙攣含む)、血小板減少性紫斑病がみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
| 発現割合 |
主な副反応 |
|---|---|
| 30%以上 | 疼痛・圧痛(59.6%)、筋肉痛(38.2%)、疲労(30.3%) |
| 10%以上 | 頭痛(21.7%)、関節痛(11.6%) |
| 1%以上 | 紅斑、腫脹 |
ワクチンを接種した部位の症状 添付文書より厚生労働省にて作成
ご注意
他のワクチンとの接種間隔については、医師と十分に相談し接種してください。
予防接種を受ける前に
肺炎球菌の予防接種について、このページをよく読んで、必要性や副反応について理解しましょう。気にかかることや分からないことがあれば、接種を受ける前に医療機関へお尋ねください。十分に納得できない場合には、接種を受けないでください。
予診票は接種の可否を決める大切な情報です。基本的には、接種を受けるご本人が責任をもって記入し、正しい情報を接種医に伝えてください。
予防接種を受けることができない方
- ジフテリアトキソイドによってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方
- 明らかに発熱のある方(一般的に、体温が37.5度以上の場合を指します。)
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
急性の病気で薬を飲む必要のある場合は、その後の病気の変化が分からなくなる可能性があるため、その日の接種を見合わせるのが原則です。 - その他、医師が不適当な状態と判断した場合
予防接種を受ける際に、担当医師とよく相談しなくてはならない方
- 心臓病、じん臓病、肝臓病や血液、その他慢性の病気のある方
- 予防接種後、2日以内に発熱がみられた方および全身性発疹等のアレルギーが疑われる症状を起こしたことのある方
- 今までにけいれんを起こしたことがある方
- 過去に免疫不全と診断されたことがある方、近親者が先天性免疫不全症である方
- 沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)の成分や、ジフテリアトキソイドに対してアレルギーを呈するおそれのある方
- 血小板減少症、凝固障害、抗凝固療法を受けている方
予防接種を受けた後の一般的注意事項
- 予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。
医師(医療機関)とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。 - 入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすらないでください。
- 接種当日はいつも通りの生活をしてもかまいませんが、激しい運動や大量の飲酒は避けましょう。
(注意)予防接種と同時に、別の病気が重なってあらわれることがまれにあります。接種後、身体に強い異常がみられたときは医療機関で診療を受けてください。
予防接種健康被害救済制度
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