こまつなを育てよう

 

ページ番号1073621  更新日 令和4年6月1日 印刷 

野菜を育てて、おいしく食べよう

区では「野菜への親しみ」「食物への感謝」を育てることを目的に、毎年こまつなの栽培イベントを行っています。

このページでは、こまつなの栽培記録や、こまつなを育てていく上でのQ&Aなどをご紹介しています。

こまつな栽培記録

こまつなを収穫しました(種まきから42日後)

こまつなと卵のスープの写真

種まきから1カ月以上が過ぎましたが、こまつなの大きさはほとんど変わらず、気温による成長の限界がきた様子です。
暖かくなればまた伸び始めるとのことですが、葉っぱが固くなってしまうため、本日収穫としました。
小さなこまつなの葉っぱは、おひたしなどにすると少なくなってしまうので、みそ汁やスープで食べるのがおすすめです。
おすすめのレシピを紹介するので、ぜひ作ってみてください。

こまつなと卵のスープ

【材料】

  • こまつな:適量(50グラムくらい使用しました。)
  • ネギ:5センチメートル程度
  • 鶏ガラだし:大さじ1
  • 水:600ミリリットル

【作り方】

  1. 鍋に水を沸かし、鶏ガラだしと小口切りにしたネギを入れます。
  2. こまつなを一口大に切って1・2分程度煮ます。
  3. 沸騰したスープに溶き卵を加え、大きく1回底からすくうように混ぜます。
  4. 卵がお好みの固さになったら出来上がりです。

少し伸び悩んでます…(種まきから35日後)

35日後のこまつなの写真

こまつなの種をまいてからもう1カ月たちました。
最近は気温が下がってきたせいか、少し伸び悩んでいるようです。
葉っぱは元気に生い茂ってますが、茎がやや細いです。
気温が上がるようにプランターの場所を変えて、こまつなの成長を促します。

こまつなが大きくなってきました(種まきから28日後)

28日後のこまつなの写真

小さかったこまつなも立派な姿になってきました。
お店で売られているこまつなの形に近づいてきた気がします。
天気のいい日は、保健所の受付の方に日光浴をさせてもらって、元気にぐんぐん育っています。
こころなしか、プランターを狭く感じていそうですね。

間引きをしました(種まきから21日後)

21日後のこまつなの写真

少しプランターが狭くなってきたので、間引きを行いました。
間引いたこまつなは塩・コショウでソテーしていただきました。新鮮でおいしかったです。
今回の間引き菜はいわゆるベビーリーフですので、生でも食べることができます。
よく洗ってから食べてみてくださいね。

すくすく育っています(種まきから14日後)

14日後のこまつなの写真

こまつなの芽がすくすく育ってきました。
茎は先週の2倍以上の長さに伸びている様子です。
皆さんのこまつなは元気に育っていますか?あまり寒すぎるとなかなか大きくならないそうです。
寒いときは不織布などで保温してあげてくださいね。
日に日に大きくなっていく姿がたくましいですね。

芽が出ました(種まきから7日後)

7日後のこまつなの写真

令和3年10月24日(日曜日)に開催した「こまつなベランダ菜園」で蒔いた種から芽が出ました。
杉並保健所の入り口ですくすく育っています。
皆さんの小松菜も芽吹きましたか?
こまつなの発芽には、温度、日光、水が大切です。
1週間たっても発芽しない場合は、どれかが足りなくなっていないか確認してみてください。

「体験!こまつなベランダ菜園」を開催しました(令和3年10月24日)

こまつな栽培に関するQ&Aを掲載します

区では、種まき体験を通して野菜に興味を持っていただき、野菜の摂取量の増加につながるために、「体験 こまつなベランダ菜園」を毎年開催しています。
令和3年度は22組の親子が参加し、みんな一生懸命にこまつなの種まき体験をしていました。種をまいたプランターは自宅に持ち大切に育てて、おいしく召し上がっていただきます。
参加いただいた方々にはこまつなの情報や育て方がわかる冊子をお配りしています。こまつなの秘密などさまざまな情報が載っていますのでぜひご覧ください。
また、こまつなについてのよくある質問を掲載しますので、こまつな栽培に役立ててください。

こまつなQ&A

講師写真

Q.こまつなの芽が出ない・育たない時は?
A.
こまつなの種は一定以上の温度(20度程度)と十分な湿度(播種した培土が充分に湿っていること)があれば、必ず1週間程度で発芽します。ですので10日以上発芽しなければ、蒔きなおしをお勧めします。
また、発芽して以降は温度と水とあわせて日光も必要になります。日当たりと風通しの良い場所で育てるのが理想です。

Q.収穫後のプランターはどうしたらいい?ほかの野菜を育てられる?
A.
プランターは大きさ的に葉もの野菜に適したサイズになっています。ですので、こまつなの他にも、ほうれん草、チンゲン菜、水菜、リーフレタスなど、葉を収穫して食べる野菜であればいろいろと試していただけると思います。

用土については、作物を収穫した後で根などをきれいに取り除き、できれば新聞紙やブルーシートなどに広げ、1日2日天日干しをしていただければ再利用は可能です。ただし当初含まれている肥料成分が無くなってきますので、適宜肥料を追加していただく事が必要になります。そうしていただくことで長くご利用いただくことも可能になります。

Q.害虫がついてしまった…
A.
害虫がついてしまうと、食害以外にもウイルスなどの病気を媒介される可能性もあるので、できれば、市販の薬剤等で防除することをお勧めします。
ですが、できれば農薬などを使用せず育てていきたい思いもあると思いますので、多少の食害は気にせず、見つけたら捕殺する、もしくは害虫のついている葉をちぎるなどで対応してください。

Q.水やりのタイミングは?(朝晩は冷えるので水をやっていいか不安です。)
A.タイミングというより、実際の乾き具合を見て、乾いていたら比較的たっぷりあげるというのが理想です。例えば、今日は晴れそうだという日の朝方などは良いタイミングで、逆に多少乾いていても夕方以降でこれから寒くなる時間であれば明日にするなどの配慮で充分かと思います。

(こまつなベランダ菜園講師 坂井 清人さんにお答えいただきました。)

ベランダ菜園表紙2021

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このページに関するお問い合わせ

杉並保健所健康推進課栄養指導担当
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話:03-3391-1355(直通) ファクス:03-3391-1377