一つ一つの積み重ねと新たなチャレンジと!ICT教室

 

ページ番号1088571  更新日 令和5年7月21日 印刷 

ICT教室全体の様子の写真

 方南小学校の学校支援本部は「方南小学校の応援団」として13年目を迎えます。毎週延べ40名程度のボランティアスタッフの方が学校内でサポートしてくださっています。今回は数ある取り組みの中の「ICT教室」にお邪魔しました。
 ICT教室はスタートして2年半が経つ取り組みです。方南小学校の特色ある教育活動の柱に「ICTを活用したつながり、かかわり」があります。その学校経営方針を受け、学校支援本部がその実現に向け始めたのが、ICT教室です。昨年度までは初心者向けのわくわくプログラミング講座を実施していました。この講座がとても好評で、参加者アンケートで連続講座を望む声が多数届いたそうです。そこで、連続講座が「子どもにとって本当に必要か?」ということを学校と一緒に検討し、協力いただいているNPO団体にも相談した結果、「まずはやってみましょう。」ということで、今年度から全3回の連続講座の開設を決定したそうです。

講師が説明をする様子の写真

 今回見学した教室は3~6年生向けの教室でした。テーマは「スクラッチプログラミングで『アクションゲーム』を作って、遊んでみよう。」です。過去の初心者向け教室に参加した経験のある児童で構成されていて、講師の方やボランティアの方など、みなさんがどの程度の力をもった児童が参加しているかを把握しており、レベルに応じた活動内容を組んでいるそうです。

サポーターが参加者を見守る様子の写真

 講師の先生の説明がとても丁寧で分かりやすいことやボランティアでサポートしてくださっている方が柔軟に対応していることなど大人の連携が取れていることがとても大きいと思いましたが、それでも児童一人一人が自分なりに考え、試行錯誤しながら課題に取り組む様子が見られました。ひとプログラム1時間半という時間でしたが、最後まで集中して、楽しんで取り組んでいました。
 ゲームを作る過程で、「あれ?」、「なんでこうなるんだ?」とトライ&エラーを繰り返す児童や、「ここにこのコードを入れて…」と筋道を立てて動きを考えたり、「こう変えたら面白いかも…」と発展的に考えたりする児童など、一人一人が自分のペースで活動を楽しんでいました。
 ボランティアの方も参加している保護者の方も、児童の気付きや考えを尊重し、サポートに徹しているところが印象的でした。これは、ICT教室を始めたころに保護者向けにプログラミング学習講演会を開催したことや、ICT教室のはじめの挨拶で校長先生から小・中学校でのプログラミング教育の位置付けなどについて説明をしていることが保護者への理解啓発につながっているのだと思いました。

一人一人が自分のペースで活動する様子の写真

 支援本部長にお話を伺いました。
Q.活動を進めるときに心がけていることは何ですか?
A.児童、保護者、地域の方など、活動に関わるみんなに対する尊敬の気持ちをもつことと「チルドレン・ファースト」で考えることです。
Q.学校と一緒に活動を進めるときに意識していることはありますか。
A.学校支援本部は学校を支える役割だと思っています。ですから、何より学校の考えを大切にしています。日常的にコミュニケーションをとるようにしています。だいぶ先生方の中に私のキャラクターが伝わってきていると思います。
Q.支援本部長にとって学校支援本部とは何ですか?
A.子どもを一番近くで見ることができ、子どもを元気にすることで、自分が元気をもらっています。この地域はその土地から離れない人が多いように感じます。学校支援本部として関わってきた子どもがサポーターになり、ゆくゆくはそれぞれが選んだ道で活躍して、また戻ってきてくれる。普段は学校のことをあまり意識はしないけれど「自分なりに関わりをもって何かできそうだ。」って思ってもらえる場所をつくりたいと思います。

 最後まで笑顔でお話をしてくださった支援本部長。関わる全ての人に対するリスペクトの思いがあるからこそ、みんなも「自分にできることなら。」と協力を惜しまないのだと思いました。次回以降のアナウンスをすると「面白そう。」、「早くやりたい。」と歓声が上がりました。多くの人に支えられて、今後もICT教室は続きます。

 

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