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更新日 : 2026年8月28日

中瀬中学校で「被爆樹木二世の植樹式」を開催しました(2026年7月15日)

目次

平和意識の醸成と被爆の記憶の継承を目的に、広島・長崎で被爆した樹木の種から育てられた「被爆樹木二世」の苗木を中瀬中学校に植樹しました。
「被爆樹木」とは、昭和20年(1945年)の原子爆弾投下により、多くの樹木が焼き尽くされた中、再び芽吹いた樹木のことで、被爆樹木の種から育った樹木を「被爆樹木二世」と呼んでいます。
平和の象徴として全国の自治体や学校などで植樹が進められ、平和意識の醸成や核兵器廃絶を願う被爆者の思いを共有するために活用されています。この度、中瀬中学校で植樹した苗木は広島のアオギリと長崎のクスノキで、区が加盟する「平和首長会議」を通じて両市から寄贈されたものです。生徒や地域住民が平和や命の尊さを学び、被爆の記憶を未来へつなぐ機会とすることを目指しています。
中瀬中学校は昭和23年(1948年)4月に開校した、今年で創立78周年の伝統ある学校です。本年1月に新校舎が竣工し、この度の植樹式は新校舎完成記念行事の一つとして開催しました。

クスノキとアオギリの画像
写真左:クスノキ、写真右:アオギリ

土をかける様子
丁寧に土をかけました

7月15日に行われた植樹式では、生徒たちが被爆樹木二世の苗木を植えるための植え穴を掘り、丁寧に植樹を行いました。その後、参加者が順番に苗木の根元へ土かけを行いました。
校長先生は、この苗木を植える理由について、中瀬中学校の地が、かつて敵機を迎え撃つ高射砲陣地として使われていたという戦争の悲しい歴史がある場所であることを、今後も語り継いでいきたいと参加者に向けて話しました。
また、戦争の悲しい記録を伝えながら、新たにつくり上げていく平和な社会のシンボルとして、この樹木をいつまでも大切に育てていきたいと想いを伝え、これから、小さな苗木がしっかりと根を張り、やがて校舎と同じ高さになるほど大きく成長することを願うとともに、その成長を皆で見守りながら育てていくために力を貸してほしいと生徒たちに呼びかけました。さらに、生徒一人ひとりが平和な社会の実現に役立つことを期待していると、メッセージを贈りました。

土をかける様子
土をかける校長先生

参加者集合写真
生徒会やビオトープ委員の生徒などが参加

生徒会長の安西さんは、昨年度行われた旧校舎のお別れ会で、これまでの中瀬中学校の歴史を振り返るとともに、これからの決意を固めたことに触れました。そして、新校舎での新たなスタートに当たり、今回の植樹を新しい中瀬中学校を築いていくための第一歩にしたいと、その想いを語りました。また、生徒会役員の杉本さんは、良好な環境では100年以上生きるアオギリと、1000年以上生きるクスノキを、100年後、1000年後の未来を担う世代へ引き継いでいきたいと話しました。そして、全校生徒で成長を見守り、大切に育てていきたいという決意とともに、寄贈への感謝の気持ちを表しました。
この樹木が、生徒たちの未来への希望を象徴する存在となることや、中瀬中学校がこれからも安心して通える学校であり続けるとともに、この土地から平和と安心を発信し続けられるよう、皆で願いを込めた植樹式となりました。

水やり
植樹後に水をかける様子

クスノキ
植樹後のクスノキ

アオギリ
植樹後のアオギリ

担当

  • 区立中瀬中学校:03-3399-2196 担当:辻校長
  • 区の平和事業に関すること:03-3312-2111 担当:荒井
  • 教育委員会事務局教育総務課:03-5307-0751

お問い合わせ先

教育委員会事務局教育総務課 

〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号

電話番号:03-5307-0751

ファクス番号:03-5307-0692

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