杉並第一小学校 阿佐ヶ谷ってどんなまち?(令和6年4月22日)
杉並第一小学校2年生生活科「あさがやすてきはっけん」
杉並第一小学校では、「オンリー1があふれている学校」を目指し、子どもたち一人一人が主体的に行動することを大切にしています。
今回は、2年生の子どもたちが生活科の授業「あさがやすてきはっけん」をとおして、実際に地域の人と会話し、関わり合いながら阿佐ヶ谷の「町のすてき」を探索しました。ここでは、区職員へのインタビューや区役所探検、成果発表会から、阿佐ヶ谷の魅力に迫る子どもたちの様子を紹介します。
インタビューの様子(5年11月17日)
当日は子どもたちが区役所まで足を運び、事前学習で調べたことや気になったことについて、区職員に質問しました。始めは少し緊張をしている様子でしたが、区職員と話し合いを重ねる中で、子どもたちから次々と質問が出てきました。
子どもたちから出てきた質問
- 仕事はどんなところが大変で、どんなところが楽しいですか?
- 杉並区役所で仕事をしている人は何人くらいいますか?
- 阿佐ヶ谷の町についてどう思いますか?また、よりよくしたいと思う所はどんな所ですか?
- 杉並区の学校では、どのような工夫がされていますか。
- どんな人が区役所を利用しますか?
- 杉並区役所は昔からありましたか?いつからありますか。
インタビューをとおして、「杉並区役所には約6000人が働いていること」「なみすけは全国各地からの応募で選ばれたこと」「杉並区に引っ越してきた人や保育園・学校を利用したい人、困っているお年寄りなどいろいろな人が区役所を訪れること」などを知りました。また、「多くの人とこまめに連絡を取りながら仕事を進めることは大変だけど、その分やりがいもある。」「愛着のある地元の杉並区のために、自分にできる仕事を頑張りたい!」など、杉並区や仕事に対する区職員の思いを聞くことができました。
区役所探検
インタビューが終わると、子どもたちは区役所にあるさまざまな部署を見学しました。「しょむか(庶務課)…ホームページをつくる、タブレットをくばるところ」「がくむか(学務課)…給食や移動教室をやることろ」「スポーツしんこうか(振興課)…イベントをしたり体育館を貸したりするところ」など、実際に働く職員の話に耳を傾け、真剣にメモを取る子どもたちの様子を見ることができました。区役所探検の最後には、子どもたちからこんな声を聞くことができました。
子どもたちから出てきた感想
一番心に残った質問の答えは「杉並区に働いている人は6000人です。」と言われたときでした!
区役所は学校のことをいろいろと考えてくれてるんだなあと感じました!
成果発表会(5年12月5日)
会場となる体育館には、2年生の子どもたちのほか、保護者や地域の方など多くの人が集まりました。成果発表会では、子どもたちがグループをつくり、杉並区役所や阿佐ケ谷駅、杉並警察署など阿佐ヶ谷にあるさまざまな場所で見つけた「町のすてき」を発表しました。
杉並区役所を探検したグループでは、パネル展示に加えて紙芝居とクイズによる発表が行われました。「杉並区では何人の人が働いているか。」「区役所はいつから今の場所にあるか。」など、杉並区に関するクイズをとおして、区役所の探検で学んだことについて伝えることができました。発表の最後には、「普段行かない区役所を探検できてよかった!」「区役所のいろいろなところに行けて楽しかった!」など、子どもたちの感想を聞くことができました。
「あさがやすてきはっけん」を振り返って…
今回の「あさがやすてきはっけん」では、子どもたちが学校を飛び出して、区役所や駅、警察署や区民センターなどさまざまな施設を訪ね、実際に働いている人にインタビューを行いました。また、成果発表会では、グループごとに町で見つけたことや出会った人についてパネル展示や紙芝居、クイズを使用しながら地域の方に発表しました。このような地域の人との関わりをとおして、子どもたちは、自分たちの生活にさまざまな人や場所がかかわっていることを知ることができました。
インタビューや成果発表会をとおして、子どもたちは自分が「聞きたいこと」や「伝えたいこと」を仲間と共有し、そして地域の人と進んで触れ合い、交流を楽しんでいました。そんな子どもたちの姿から、また一つ阿佐ヶ谷の「町のすてき」を発見することができました。
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