食品ロスの削減

 

ページ番号1061125  更新日 令和6年4月11日 印刷 

食品ロス削減啓発画像

食品ロスとは?

「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」のことです。

まだ食べられるのに捨てられてしまう食品(食品ロス)は年間523万トンになっています。また、日本人1人当たりの食品ロス量は1年で約42キログラムとなり、これは日本人1人当たりが毎日お茶碗約1杯分のご飯を捨てているのと近い量になります。

(消費者庁・農林水産省・環境省 令和3年度推計値)

イメージ図 年間500万トン以上の食品ロス

杉並区でも、年間約4,400トンの未利用食品がごみとして排出されており、改善すべき問題の1つとなっています。そこで杉並区では食品ロスに対するさまざまな取り組みを実施しています。少しでも食品ロスを減らすためにご協力をお願いいたします。

(令和3年度 家庭ごみ排出状況調査)

フードドライブ

フードドライブのチラシ

フードドライブとは、家庭で使いきれない食品(未利用食品)を持ち寄り、福祉団体や施設などに提供する活動です。
区でも、食品ロスの削減と食品の有効活用を目的として、家庭で使いきれない食品(未利用食品)の常時受付窓口を設置しています。

親子クッキング教室

夏休み親子クッキング教室チラシ

区では、毎年夏休みに新渡戸文化短期大学と連携し、親子クッキング教室を開催しています。
この教室では、区内在住・在学の小学生と保護者が2人1組ペアとなって、食材を無駄にしない調理を実際に体験してもらい、食品ロス削減について考え、家庭でも実践してもらうことを目的としています。

食べきりレシピでおいしく食品ロス削減

食べきりレシピ写真

家庭での食品ロスの内訳は、直接廃棄、過剰除去、食べ残しです。「買いすぎない」「作りすぎない」「食べきる」工夫をして、食品ロスを減らしましょう。

食品ロス削減月間

モッテコチラシ

食品ロス削減推進法により、10月は「食品ロス削減月間」と定められています。
これは、年末年始の忘年会シーズンが近づく10月に、食品ロスを意識してもらいたいことや、10月が3R【Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)】推進月間、10月16日が「世界食料デー」であることにちなんでいます。
また、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められています。
これは食品ロス削減として、宴会時に食べきるための取り組み30・10運動と、10月30日にイベント等を行う自治体が多いことにちなんでいます。
さらに、杉並区は令和5年10月から12月末にかけて、食べ残しの持ち帰りに関して普及・定着を図る「mottECO(モッテコ)普及推進モデル事業」を実施します。

食品ロス削減講座

食品ロス削減講座チラシ

区では、年1回、すぎのこ農園(杉並区井草3丁目19番23号)にて食品ロス削減講座を開催しています。
開催時期や天候にもよりますが、ミニ収穫体験を行うこともあります。
講座で話しを聴くだけではなく、普段捨ててしまいがちな部分を無駄なく調理し、その場で試食することで、食品ロス削減に対する意識を高めます。
また、あわせて、「食品ロス削減に関するパネル展示」も行っています。

すぐに食べるときは「手前から」取りましょう

買い物をするときに、消費期限や賞味期限が長いものを選ぼうと棚の奥から商品を取ることはありませんか。すぐに食べる、すぐに調理する食品を購入するときは棚の手前から取りましょう。皆さん一人一人の行動が食品ロスの大きな削減につながります。

手前どりポップ 杉並区からのお願い すぐ食べるなら手前からとってね。食品ロスの削減にご協力ありがとうございます。

手前どりポップ 大きいサイズ 杉並区からのお願い すぐ食べるなら手前からとってね。食品ロスの削減にご協力ありがとうございます

食べのこし0(ゼロ)応援店

食べのこし0(ゼロ)応援店のチラシ

区では食品ロスを減らすため、区と食品ロスの削減に取り組む飲食店、小売店等を「食べのこし0(ゼロ)応援店」として登録しています。外食では、食べきれない時は料理を持ち帰ったり、量が多いと感じたら小盛メニューを注文する等工夫して、「食品ロスゼロ」をめざしましょう。

フードシェアリングサービス

食品ロス削減の啓発ポスター

区では、食品ロス削減のため、フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営する株式会社コークッキングと協定を締結しています。「TABETE」では、お店で余ってしまいそうな食品をアプリを通じて割安で購入でき、お店にも消費者にもうれしいサービスとなっています。

mottECO(モッテコ)

「mottECO(モッテコ)」とは、環境省が提唱する、飲食店で食べきれなかった料理をお客様の自己責任で持ち帰る行為の愛称です。
ロゴマークには、食べ残しを持ち帰ると、美味しくて笑顔、無駄が無くて笑顔、自分もエコに貢献できたことに笑顔、という意味が込められています。

ロゴマーク
mottECO ロゴマーク(環境省)

区は、株式会社セブン&アイ・フードシステムズ、ロイヤルホールディングス株式会社、SRSホールディングス株式会社、日本ホテル株式会社、株式会社京王プラザホテル及び株式会社アレフとの共同事業が、環境省「令和5年度食品廃棄ゼロエリア創出モデル事業等」に採択され、mottECO事業に取り組んでいます。

食品ロス削減啓発絵本

「ちょっと待って!"しょくひんロス"ってなんだろう?」

絵本表紙1

お買い物やお料理をする時、食品ロスについて考えることはありますか。
この絵本は、家族でカレーを作りながら、「食品ロスとは何か」を食材から学ぶお話です。
子どもたちの未来のためにも、今自分にできることは何か、一緒に考えてみませんか。

「むぎーちゃんともったいないのたび」

絵本表紙2

この絵本は、子どもが「食べ物をのこすとなにかこまるのかな」という疑問の答えを探すため、小麦のむぎーちゃんといっしょに旅をするというお話です。
絵本を通じて、お子さまといっしょに食品ロスについて今日からできることを考えてみませんか。

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このページに関するお問い合わせ

環境部ごみ減量対策課
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-3312-2306