子どもの絵で刺繍バッグを作りましょう(平成28年3月15日)
入園シーズンになると、数年前に作ったことを思い出して持ち歩きたくなるバッグがあります。
それは、息子の絵を刺繍したバッグ。幼稚園で使うために作ったのですが、とても気に入っていて卒園後も使っています。
ちょうど3〜4歳の頃の絵というのは独特で、その時期にしか描けない絵ですよね。
この貴重な時期の絵を形に残してみませんか?
【簡単な流れ】
1.子どもに絵を描いてもらう。
2.絵を布に写す。
3.刺繍する。
【詳しい流れ】
1.子どもに絵を描いてもらう。
絵が用意できたら、カメラで撮影してコピー用紙に印刷します。
カメラは携帯カメラで大丈夫です。
いざ子どもに「描いて」とお願いすると描いてくれなかったりするので、普段から刺繍にできそうな絵を撮影しておくといいですね。
2.絵を布に写す。
(方法1)チャコペーパーを使った写し方
下から順に、布、チャコペーパー、子どもの絵(図案)、と重ね、ボールペンなどで絵をなぞります。
チャコペーパーには、両面と片面がありますが、刺繍の図案を移す場合は片面が使いやすいと思います。
(方法2)窓ガラスを使った写し方
薄い布の場合、昼間の明るい時に窓に子どもの絵を貼り、その上に布を置き(または貼り)、透けた絵をチャコペンでなぞります。
厚手の布や色の濃い布には向きません。
(3)刺繍する。
刺繍に必要なもの:図案を写した布と針と糸があればできます。
刺繍糸:今回は一般的な25番の糸をそのまま使用しました。
25番の糸は、6本の細い糸が合わさって1本になっている糸です。
必要に応じて2本取りや3本取りなどにして使います。
刺繍針:刺繍糸は普通の糸より太いため、刺繍針は糸が通しやすいように穴が少し大きくなっています。
クロスステッチ針とフランス刺繍針がありますが、クロスステッチ針は先が丸くなっているのでフランス刺繍針を選びます。
刺繍枠:刺繍をするときに布を挟んで布を張る道具です。
あとは、基本的な裁縫道具があれば始められます!
必ずなければできないということはないので、必要なものを選んでくださいね。
(基本的なステッチ)
今回は、全てチェーンステッチで刺繍をしました。このほかにも刺繍にはたくさんの縫い方があるので、子どもの絵に合わせてステッチを選ぶのも楽しいですね。
今回のように子どもの絵をバッグにするだけでなくハンカチにさりげなく刺繍したり額に入れて飾ったりしても素敵です。今から少しずつ思い出を形に残してみませんか?
すぎラボライター Rique(10歳、3歳、1歳ママ)
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