わたしが杉並区で中古マンションを買った話(平成29年5月15日)
今のアパートの階段移動が辛くなってきて、いずれは引っ越したいと思っていたヤリタガリ家。さて、どこへ引っ越そう?
ただ住めればいいってわけでもないけど、お金がたくさんあるわけでもないし、損するのもイヤ。
賃貸か? 持ち家か?
戸建か? マンションか?
都心か? 郊外か?
我が家はこんな風に考えて決めました。
賃貸か? 持ち家か?
賃貸のメリット |
|
---|---|
持ち家のメリット |
|
私はずっと賃貸派でした。
トラブル時にすぐに逃げ出せるようにしていたかったのです。
でも、家が残らず、もったいないというのも事実。
そこでいつしか、『売れる家なら買ってもいい』という考えが芽生えていました。
戸建か? マンションか?
戸建てのメリット |
|
---|---|
マンションのメリット |
|
我が家は、積極的に家を探していたわけではなく、きっかけは、不動産屋の営業マンからの連絡でした。
以前、近所のモデルルームを冷やかしに行った際、名刺をもらっていた営業マンです。
買うかどうかはともかく、この先、住む家をどうしていくか、ご夫婦ですり合わせをする機会になれば、とのこと。
店内のキッズスペースで子どもを遊ばせながら、不動産屋を交えてどんな家に住みたいか話をしていたところ、戸建て派だと思っていた夫が、東京ならマンション派、だったことが判明。
この時点では、そんなに購入に対して真剣ではなかったものの、よさそうな物件があったら紹介するというので、まぁ、じゃあ、よろしくお願いします、と依頼しました。
売れそうな家か?
我が家は、いずれ実家のある地方に移り住みたくなるかも、という中途半端な予定があるため、家を買うとしても永住はせずに、売るつもりでした。
では、どんな家なら売れるのか。
売れる家の条件(筆者の個人的見解です)
- 都心に近い
- 駅から近い(徒歩10分以内、理想は徒歩5分以内)
- 新耐震基準(昭和56年以前のものは旧耐震基準)
- 管理体制がよい(コンクリート造の建物は50年で償却されるが、管理状態によっては100年近く持つだろうと言われている)
つづいて、住む家としての条件。
住みたい家の希望
- 2階以上ならエレベーター必須
- バリアフリー
- 気に入った間取り
- 日当たりのよさ
- 風通しの良さ
- 庭の管理が不要
- 管理費や修繕積立金の金額が妥当(少ないと設備の修理時に臨時に徴収される恐れがある)
杉並区はどこも比較的人気の高いエリアであるし、上の子が行っている保育園に通い続けられるよう、近隣の地域で探してもらうことにしました。
気に入った物件を内覧
いくつか内覧したものの先に進まなかったのですが、いただいていた物件広告の中に、間取りの気に入った物件を発見。
築年数など、妥協する点はあるものの、広告と内覧の結果、夫婦とも納得できました。
チェックしてOKだったところ |
|
---|---|
不安なところ |
|
家やマンションの購入に関する書籍を、図書館で借りて読みまくりましたが、実際見てみると簡単には確認できません。
日当たりや騒音、風通しなどの快適さに関わる部分は、個人の感じ方の違いもあるので、結局住んでみないと分からないのかなと思いました。
予算はいくらか
これ、ほんと難しいんですよ。
結局気持ちの問題なので。
我が家では、家を借りるとしたらいくらまで出すかを基準に考えました。
それでも、多額のローンが現実味を帯びてくると怖くなり、本当に賃貸より得なのか表を作って比較したりしました。
賃貸 |
|
---|---|
購入 |
|
我が家の結論。売れるなら、買ったほうが得。
住宅ローンの比較表
金利だけ比べて決めようと思ったら、そう単純ではありませんでした。
金利以外の費用も計算に入れないといけないのです。
我が家では、表計算シートに、下表左欄の項目を入力して算出しました。
金額は、それぞれの銀行のウェブサイトでシミュレーション。
条件が変わるとシミュレーションし直しでこれまためんどくさいです。
住宅ローンでかかるお金 |
|
---|---|
金額以外に考慮すべきこと |
|
団体信用保険をつけるのが普通ですが、我が家では、所得保障保険に入っているので、つけなくてもよいのではないかという話も出ました。
ただ、三大疾病になったら住宅ローンが無料に、というような健康保険の機能は魅力。
今の健康保険は解約しちゃおうか。
けど、住宅ローンを払い終わる頃に健康保険に入り直せるかな。
がんと診断されただけで残りのローンの支払いが不要なもの、就業不能状態が90日以上続くことが条件のもの、など、条件もまちまちなので注意です。
どのリスクを重視するか。選択ですね。
金利で言えば、ネット銀行が安くて魅力的ですが、比較的審査に時間がかかること、書類を自分で準備しなくてはいけないのがちょっと大変です。
電話対応は親切で分かりやすいのですが、疑問にも思わないことは気づきません。
少しでも理解があいまいな点があれば、すぐに電話しましょう。
リフォーム業者の選びかた
我が家は現在、契約を終えたところで、リフォーム業者の選定中です。
リフォーム業者の見積もりは各社バラバラ。
比べにくくて困りますが、そこに会社の態度が見えるなと感じました。
一社に決め打ちするのも危険だし、あまりたくさん比較するのも、内見の日程調整などが大変なので、3社くらいで比較するのがオススメです。
配管などの確認をしなくては見積もりが作れないので、現地調査が必要なのですが、売主さんが住んでいるので、日程調整してもらわないといけないのです。
内見の際に、住んでいる人の前で、「ここは変えたい。ここも。ここも」と話をするのが気まずくて、そのときは遠慮するものの、後から希望が増えてしまうということもありました。
でも、リフォームは楽しい。
自分の好みの家にできるので、リフォームされていない物件でよかったなと思います。
まだまだ忙しい、でもワクワクする日々が続きます。
すぎラボライター ヤリタガリ
このページに関するお問い合わせ
子ども家庭部管理課庶務係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0686