12 甲州道中一里塚跡 【道】(下高井戸1丁目41番12号)

 

ページ番号1007948  更新日 令和6年6月13日 印刷 

江戸時代、五街道のひとつであった甲州道中(街道)は、江戸日本橋を起点として、内藤新宿、高井戸、府中、八王子、甲府を経て上諏訪に至り、つぎの下諏訪で中山道に合流するようになっていました。
この街道は、信州高島藩、同高遠藩、同飯田藩などが利用しました。また甲府には、江戸幕府の甲府勤番がおり、幕府諸役人の往来もありました。
この場所の前方、高速道路下に、日本橋から数えて四里目(約16キロメートル)を示す「一里塚」がありました。
当時の旅人はこの「一里塚」を見て、道程(みちのり)を知り、駄賃などの支払いをしました。
塚は5間(約9メートル)4方、高さ1丈(約3メートル)を基準として土を盛り上げて築き、榎(えのき)が植えてありました。

 

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