振り込め詐欺の根絶を期して(平成27年5月21日)

 

ページ番号1005516  更新日 平成28年1月11日 印刷 

区内の犯罪件数は、警察の活動はもとより、防犯カメラの設置、安全パトロール隊や地域の方々による自主的なパトロール活動の効果などにより、ピーク時(平成14年)の半数にまで減少しています。

しかし、こうした中で、より深刻化している犯罪が振り込め詐欺です。

杉並区では、昨年、23区で7番目に多くの被害が発生しています。振り込め詐欺被害の深刻さは、被害が多発し、被害額が多い点はもちろんですが、さらに深刻なのは被害者の多くが高齢の方であることです。振り込め詐欺は、長年一生懸命働いて、老後のために蓄えてきた大事なお金を、息子や孫の窮地を装ってだまし取る極めて卑劣な犯罪です。

これまでも区では、警察と連携し、高齢者の方々に注意喚起を図るとともに、振り込め詐欺根絶集会を開催するなど、被害防止の啓発活動に努めてまいりました。

また、金融機関や地域の方々が声を掛け、被害を未然に防止していただいた事例も数多く報告されています。

区では、6月から振り込め詐欺の防止機器を区民の方々に無料で貸し出す事業を、新たに開始する予定です。どうか皆さん、家族や地域のつながりの中で声を掛け合いながら、あらゆる手段を用いて、杉並区から振り込め詐欺を根絶していきましょう。

杉並区長 田中 良

 

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