新しい杉並をつくる。(平成22年7月27日)

 

ページ番号1005560  更新日 平成28年1月11日 印刷 

このたびの区長選挙におきまして、多くの区民の皆さまから温かいご支援をいただき、杉並区長に就任することとなりました。

区民の皆さまの地域を愛する心、杉並を良くしていこうという熱い思いに後押しされ、そして今回の選挙では区民の皆さまから多くの「杉並の勇気」を賜り、当選させていただきました。区政の舵取り役を任されたという、その責任の重たさに身が引き締まる思いでいっぱいでございます。

さて、杉並区は、区民の皆さまの長年のたゆまぬ努力によりまして、今では54万区民が暮らす、みどりの豊かな、文化にあふれる住宅都市として発展してまいりました。

私自身この杉並の地に生まれ、暮らし、今日のこうした発展に目を細めつつも、今日からは、少子高齢化の進展、地域経済の安定・強化など、なお懸念される将来への課題に対し、区長として正面から向き合い、積極・果敢に挑戦していくことを改めてお約束いたします。

私はこの選挙期間に、「新しい杉並をつくる」ということをお訴えしながら、区民の皆さまと多くの議論を重ねてまいりました。具体的には、新たな「10年ビジョン(基本構想)」と総合計画、杉並区版「新しい公共」の発想で区民の皆さまとの協働計画を策定するとともに、これまでの区政について、見直すべきところ、手の届かなかった課題など、「事業仕分け」できっちりと検証していくという、3つのお約束を果たしてまいります。そして、医療・介護・福祉の充実、とりわけ在宅介護に携わる方に対する支援の充実、働きながら子育てできる環境の整備、地域通貨の導入などによる地域経済の充実・活性化、都市計画高井戸公園や済美山グラウンド跡地を活用した総合運動公園の整備、公正中立な教育行政の確立などについて取り組み、区民の皆さまが安心して暮らしていくことができる、またいつまでも住み続けたいと思う生活第一の杉並区を目指し、邁進してまいります。

これまで区議会、都議会で培ってまいりました経験と知識を活かし、どんな高いハードルであっても職員ともども力を一つにして決してひるむことなく、区民の皆さまの意見を十分にお聴きしながら、杉並区の新たな、そして大きなステップを築き上げていきたいと思っております。

これまで以上に区民の皆さまのご指導、ご協力を心からお願い申し上げ、私の区長就任のご挨拶とさせていただきます。

 

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