区民一丸で狭あい道路の拡幅を(平成25年5月21日)

 

ページ番号1005536  更新日 平成28年1月11日 印刷 

東京都は昨年、東日本大震災を踏まえ、首都直下地震の新たな被害想定を発表しました。その結果、区内では、火災危険度の高い木造住宅密集地域が多いため、人的被害や物的被害などが前回想定を上回るものとなりました。

こうした中、区では、「大震災は必ず来る」という認識のもと、「災害に強いまちづくり」を区の重点課題として積極的に取り組んでいます。特に災害時の緊急車両の通行を確保する観点から、身近な生活道路の拡幅は、区民の生命・財産を守る上で非常に重要です。

しかし、私がまちを歩いていて常々感じていることは、道路幅が4メートルに満たない狭あい道路の多いことや、建物は沿道より下がっているが道路は広がっていないために、道路本来の機能を果たせていないということです。これでは、緊急車両の通行のみならず、日常生活でも、自転車や一般車両の通行のほか、安全パトロール車両の巡回、清掃車両の収集作業、介護車両を利用している方の乗降などにも支障をきたします。

こういった道路の拡幅には、土地の所有者をはじめとした区民の皆さんの協力が不可欠です。建物の建て替え時の道路の拡幅はもちろんのこと、建て替え時以外においても、道路を拡幅できるよう皆さんのご協力をお願いいたします。

区民一丸となって「災害に強く安全・安心に暮らせるまち」をつくっていきましょう。

 

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