杉並区まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました(平成27年12月11日)

 

ページ番号1017819  更新日 平成28年1月28日 印刷 

最近ニュースで「地方創生」という言葉を耳にすることがあると思います。皆さんの中には、この「地方創生」は、都市部の杉並区には、無縁の話とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、杉並区の合計特殊出生率は0.99と全国的に見て低位にあります。加えて、日本全体の人口減少が既に始まっており、転入者が転出者を上回ることにより人口が増加している区もその影響を受けることは避けられないだろうと考えております。

そのため、私は、「区の人口は今、増加しているから問題ない」と楽観視することなく、将来を見据えて「地方創生」を自らの問題として正面から受け止め、少子高齢化や急激な人口減少に歯止めをかけるために、都市と地方が一体となって取り組んでいくべきだと思っています。

こうした認識のもと、地方創生の総合戦略の策定に取り組んでまいりました。

10月には、5~6月に実施した「総合戦略に関するアンケート」の結果等を参考にしながら「総合戦略(案)」を公表し、「区民等の意見提出手続」を実施したところ、12件、42項目のご意見をいただきました。加えて、区議会などからもさまざまな意見を頂戴いたしました。これらのご意見を踏まえ、具体的取り組みの内容等の修正を行い、このほど、総合戦略を策定いたしました。

総合戦略は、本年度から31年度までを計画期間としています。本年度から一部の事業については取り組み始めていますが、来年度予算編成に総合戦略の関連経費を計上し、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。

どうか、引き続き、区民の皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

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