訓練を通して、考える機会に(平成26年8月21日)

 

ページ番号1005523  更新日 平成28年1月11日 印刷 

区は、大震災は必ず起きるとの認識に立ち、木造住宅密集地域の不燃化対策や耐震改修の促進、災害時要援護者の支援など、首都直下地震に備えた防災・減災対策について スピード感を持って進めてまいりました。

そしてこの度、東京都と初めて合同で訓練を行うこととなりました。都区合同総合防災訓練は、関係機関・団体と区民の皆さんとともに実践的な訓練を通して、区の震災対策 の充実、また地域防災力の向上を図る、大変重要な取り組みであると同時に非常に良い機会であると捉えています。

首都直下地震での区の被害は、建物全壊3692棟、焼失棟数2万3028棟、死者数556人と想定されています。私は、3・11東日本大震災の時、南相馬市での大規模災害の脅威を目の当たりにし、災害が起きる前に被害を極力少なくする対策と準備がいかに大切であるかを学びました。区はこの数字を下げるために、全力で取り組んでいます。これらの取り組みと合わせて、区民の皆さん一人一人が「自分たちのまちは、自分たちで守る」という気持ちをもって、日頃から備えをしていただくことが、さらに数字を下げることにつながります。

訓練に参加することを通して、いざというときの行動力や対処力を学び、力を合わせて防災・減災に取り組みましょう。多くの皆さんのご参加・ご来場をお待ちしています。

 

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