「未来へ駆ける予算」 平成26年度予算編成にあたって(平成26年2月21日)

 

ページ番号1005529  更新日 平成28年1月11日 印刷 

私は、区長就任以来、区の使命は、「区民福祉の向上にある」ことを基本に区政運営にあたり、今回で4回目の通年予算となる平成26年度予算につきましても、その基本姿勢のもとに編成いたしました。現在、急速な少子高齢化が進んでいます。今後、人口構造の急激な変化によって、これまで経験したことのない事態が生じる可能性もあります。これからの区政運営には、社会変化に対応した迅速、かつ柔軟なかじ取りが求められています。

私たちの世代が、次世代に素晴らしい杉並区を継承していくためには、今できること、やらなければならないことにしっかりと取り組むことが必要です。私は、将来を見据えて必要な課題は、先送りせずに取り組んでまいります。

こうして迎える平成26年度は、基本構想が目指す将来像「支えあい共につくる 安全で活力あるみどりの住宅都市 杉並」の実現に向けて、将来を見据えた取組を加速化させる年と位置付けました。そうした思いから、平成26年度予算(案)を「未来へ駆ける予算」と名付けたところです。

こうしたことを踏まえ、予算編成にあたりましては、区民ニーズの高い保育および学童の待機児童対策や在宅介護の充実などの喫緊の課題について、重点的に、かつ優先して取り組めるよう措置いたしました。

また、総合計画・実行計画事業については、平成26年度の計画改定を念頭に、社会状況の変化に応じて、規模等を見極め計上いたしました。

さらに、区民福祉の一層の向上に向けて、基金と区債をバランスよく活用するなど、財政の健全性と持続可能な財政運営を確保したところです。

その上で、「安全でにぎわいのあるまちづくり」、「福祉の向上で安心を実感」、「次世代支援のさらなる拡充」の3つの視点を重点に編成しました。区民の皆様のご理解を賜りたいと存じます。

 

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