ラジオで聴いた話より（平成23年4月1日）

先日私が救援物資を積んで福島県南相馬市に行く車中、ラジオで聴いた話です。「震災以降、よく見かける光景ですが、私はあるスーパーで大量の生活用品を買い込む大人たちの列の中にいました。その中にお菓子をたくさん抱え込んだ小学生がいました。ようやく自分のレジの順番が回ってきた時、その子はその瞬間『今日はやめた』と言い、急いで商品を棚に戻して、ポケットから千円札を取り出し、義援金箱に入れました。私をはじめ大量の買いだめ商品を抱えてレジに並んでそれを見ていた大人たちは、さぞ自分の姿を恥ずかしいと感じたことでしょう。」

少年は「買えなくて困っている人が大勢いる。自分も何かの役に立ちたい。」子どもながら、きっとそう思っての事だったのでしょう。

区民の皆様のそんな思いを被災者支援、復興につなげていきたいと考えています。いろいろなご提案などをお寄せください。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。