協働の力で、支えあい共につくるまちを（平成25年7月11日）

近年、地域社会を取り巻く環境は、目まぐるしく変化しており、福祉や教育をはじめ、防災・環境・まちづくりなど、多様な課題が顕在化しています。地域の課題には、一朝一夕に解決しないものも多くあります。こうした課題に対しては、行政だけでなく、地域の多様な力を結集して解決を図ることが必要です。

すでに、防犯パトロールや公園の環境美化、地域防災組織など、「地域のことは地域で解決する」といった区民の皆さんによる協働の取り組みが、成果を上げていることに大変感謝申し上げます。

今後さらに協働を進めるためには、地域貢献活動を担う複数の団体同士が、それぞれの強みを生かしていくことで、一層効果的でスピードのある取り組みが可能になると考えます。そして協働により、まちに関心を持つ人が増え、新たな出会いが新たなアイデアを生むことが期待されます。

区では今年5月、基本構想を実現するために定めた協働推進基本方針等を踏まえ、「すぎなみ協働推進ガイドライン」をまとめました。その具体的な取り組みの一つとして、新しい協働提案制度を実施します。

それぞれが主体的な担い手となって相互に連携協力し、支えあい共につくる地域社会を目指して、協働を推進していきましょう。