豊かさと安心を未来に拡げる予算 平成28年度予算編成にあたって(平成28年2月21日)

 

ページ番号1019786  更新日 平成28年2月21日 印刷 

本区をはじめとした都市部においては、今後、急速な高齢者人口の増加に伴い介護施設や介護従事者の不足が懸念されるなど、多くの人々にとって将来にわたって、豊かさや安心を展望することが難しい時代となっています。

こうした先行き不透明な時代だからこそ、区は、住民に最も身近な基礎自治体として、長期的な展望を持ちながら、区民の生活をしっかりと支えていかなければなりません。

これまで区は、静岡県南伊豆町における区民向けの特別養護老人ホームの整備や区の交流自治体と連携して東日本大震災の被災地となった福島県南相馬市を支援する取り組みなど、前例のない課題にも粘り強く立ち向かい、国の法改正や制度改正に結びつけることができました。このように、たとえ制度がなくとも国に先駆けて施策、事業を展開していくという気概を持って区政運営に臨み、区民が豊かさと安心を確かなものとして実感し、未来にわたって希望が持てるようにとの想いを込めて、新年度の予算を「豊かさと安心を未来に拡げる予算」と名付けました。

そして、基本構想とその道筋となる総合計画の後半に向けて弾みをつけるため、計画事業を確実に予算に反映させました。その中でもとりわけ、減災対策や少子化対策といった喫緊の課題への対応、また、まちのにぎわい創出や福祉基盤の整備、次世代支援・教育、さらに区民の皆様との双方向コミュニケーションといった視点に重きを置いて、それぞれの取り組みをしっかりと拡充していく予算編成といたしました。区民の皆様のご理解を賜りたいと存じます。

 

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