杉並区長・南相馬市長 電話対談の概要(平成23年3月14日)

 

ページ番号1005556  更新日 平成28年1月11日 印刷 

(田中良杉並区長)
このたびの「東北地方太平洋沖地震」で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げたいと思います。

(桜井勝延南相馬市長)
ありがとうございます。これからどれくらいになるかわかりませんが、被害状況が明らかになってくる一方、福島第一原発から半径20キロの範囲で避難指示が出ているということで、我々の市の一部、小高区までかかっているものですから、その両方の対応で若干混乱しています。ご支援のお話をいただいて、大変ありがとうございます。とにかく、われわれにとって必要なのは石油などですね。救援に関わる職員たちのガソリンとか灯油とかが滞りつつある状態で、その補給がなかなか厳しくて、一番のネックになっています。あとは食糧関係ですが、これについてはいろいろなところからお話をいただいていまして、当座はなんとか対応できると思っています。でも、物資の面などで杉並区さんから応援をいただくとしても、東電の原発の関係でどうなるかわかりません。

(杉並区長)
今、市長はどこにいらっしゃるのですか。

(南相馬市長)
今は市長室にいます。

(杉並区長)
ちょうど今、大きめの余震がありました。大丈夫ですか。

(南相馬市長)
こちらでも今揺れていますね。大丈夫です。

<略>

(杉並区長)
杉並区の対応ですが、まちの皆さんがたいへん心配をされて、町会、商店街、それから商工会議所といった方々が中心になって、義援金を集めようという動きがスタートしています。区も区議会も、全面的にバックアップしていこうと思っています。

(南相馬市長)
ありがとうございます。

(杉並区長)
なかなかそちらとの連絡が上手くいかないのですが、いろいろと手を尽くしていきたいと思っています。また、杉並区と保養地協定を結んでいる北塩原村からですが、福島県の方で支援物資を取りまとめている部署を設定しているような話を伺っています。こちらからそうした支援物資を持っていく場合に、そういうルートに乗せて南相馬市へお持ちする方が良いのかなとも思っているところです。

(南相馬市長)
それが最もありがたい措置かもしれません。今のところでは、単独でこっちに送っていただいても、受入態勢の問題もありますので、県で取りまとめていただけるとありがたいと思います。

(杉並区長)
そうした対応を急ピッチでやらせていただきたいと思っています。道路とか鉄道のインフラが回復していないのですが、我々としてもできる限りの努力をさせていただきたいと思います。現地の皆さん、本当にたいへんな状況ですが、ぜひ頑張ってください。杉並区民、みんなで応援をしていきたいと思っています。

(南相馬市長)
ありがとうございます。期待しております。

3月14日(月曜日)午前10時

 

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