区政発展に向けた新たなスタートの年に(平成24年1月1日)

 

ページ番号1005550  更新日 平成28年1月11日 印刷 

新たな1年の幕開けに際しまして、ご挨拶を申し上げます。
昨年は、東日本大震災という未曽有の大災害が国内外に甚大な影響を及ぼした年でありました。皆様には、杉並区が災害時相互援助協定を締結している南相馬市をはじめとする被災地支援に多大なるご支援、ご協力を賜り、改めて厚く御礼申し上げます。被災地では、今もなお、被災者の生活再建やまちの復旧・復興に向けた厳しい状況が続いています。区としましては、今後も可能な限りの支援を行っていく考えでありますので、引き続き皆様のお力添えをくださいますようお願いいたします。

区制施行80周年の節目の年

杉並区は、今年の10月1日に区制施行80周年を迎えます。昭和7年(1932年)に当時の杉並町、井荻町、和田堀町、高井戸町の4町が合併し、杉並区が誕生しました。当時の人口は、約14万6千人でした。以来、杉並区は、今日に至るまで良好な住宅都市として発展を続け、現在では人口54万を数えるまでになりました。全国の自治体数は約1,700ありますが、人口が50万人を超える自治体はわずかに35自治体で、杉並区は29番目の大都市です。そのうち、横浜市や大阪市などの政令指定都市を除くと、10番目となります。本年は、こうした50万都市としての杉並区のさらなる発展に向けて、新たなスタートをする年です。

質の高い住宅都市杉並を区民と共に築く

そのために、この間、区では、10年後を見据えた新たな基本構想(10年ビジョン)と総合計画(10年プラン)の策定に取り組んできました。昨年10月に、基本構想審議会は、「支えあい共につくる 安全で活力あるみどりの住宅都市 杉並」を将来像とする基本構想の案をまとめ、間もなく新たな基本構想の答申をいただく予定です。区では、基本構想の審議と並行して区が検討を進めてきた総合計画・実行計画についても、皆様からのご意見を参考に、計画をまとめていく所存です。こうして、今年の4月から、新たな基本構想と総合計画・実行計画に基づく取組みをスタートさせ、皆様と共に、誰もが住み続けたい、住んでみたいと願う、質の高い住宅都市杉並を着実に築き上げていきたいと考えています。

区政施行80周年、そして新たな基本構想をスタートさせようという節目の年が、さらなる区政発展に向けた飛躍の年となるよう、全力を尽くしていくことをお約束し、新年のご挨拶といたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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