多様な保育サービスを充実し、待機児童をゼロに(平成25年4月1日)

 

ページ番号1005537  更新日 平成28年1月11日 印刷 

平成25年度の認可保育所入園申し込みは、厳しい社会経済情勢や女性の社会進出の高まり等を背景に、昨年度比約400名の大幅増となりました。これらに対する区の見通しの甘さもあり、結果としてご希望に沿うことができなかった皆さまには心からおわび申し上げます。

私は、昨年策定した総合計画・実行計画において、従前の方針を転換し、認可保育所の計画的な増設を図る方針を掲げました。しかし、認可保育所のみでは、増大化・多様化する保育ニーズに迅速かつ的確に対応することは難しいことから、認可外保育施設を含むさまざまな手法を駆使した保育の受け皿づくりを進めることとしています。

こうした中で、今回、仮に何の手立ても講じなかったとすれば、この4月には待機児童が相当数発生するおそれがありました。私は、この状況を放置できないと判断し、新たなプランの策定とともに、当面必要な経費を緊急に追加いたしました。

待機児童対策は、大都市の自治体に共通する問題です。私は、この問題の解決には、東京都や国の広域的な支援が欠かせないことから、先般、猪瀬都知事と面会し、都知事も同様の認識であることを確認いたしました。今後とも、国に対して大都市の実態に応じた重点的な支援を働きかけるなど、東京都と特別区の連携を一層強化しつつ、待機児童対策に真正面から取り組んでまいります。

 

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