拡げよう!わがまち杉並の魅力(平成28年1月1日)

 

ページ番号1017820  更新日 平成28年1月11日 印刷 

平成28年が始まりました。健やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

昨年も、区のさまざまな施策、事業を着実に進めることができました。これも区民の皆様のご理解とご協力のたまものと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 
新春にあたり、今年一年にかける私の意気込みを「拡」の文字に託して皆様にお伝えしたいと思います。

まず、幅員4メートル未満の狭あい道路の「拡幅」整備についてです。この課題は、防災・減災対策のみならず、これからの都市部のまちづくり全体を考える上で避けて通れない課題です。昨年11月、拡幅整備をさらに強力に進めるための手法について審議会から答申を受けましたので、今年は、区民の皆様からのご意見も幅広くお聞きしながら、全国からも注目されている狭あい道路拡幅整備の新たな仕組み作りに全力を注いでまいります。

また、これまで進めてきた交流自治体との連携事業もさらに「拡充」していきます。これからの時代は基礎自治体が単独で解決できる課題は限られ、自治体間での連携による取り組みを進化させていくことがますます重要になると強く感じています。今年は、東日本大震災から5年目の節目の年を迎えます。震災直後の南相馬市への支援活動から始まった自治体スクラム支援の枠組みを基盤に、交流自治体相互のヒトやモノの連携が拡がっています。その流れを区民生活の安心感や潤い、豊かさの実感につなげていけるよう、今年もさまざまな連携事業を積極的に打ち出していきます。

そして三つ目に、わがまち杉並の魅力を多くの方たちに「拡げ」、伝えていく一年にしたいとも考えています。杉並は、たくさんの魅力が詰まっているまちです。都心からのアクセスが良い住宅都市としての顔、風そよぎ緑あふれる環境都市としての顔、さらには若者文化の情報発信拠点としての顔。これからは区内外の方たちに杉並の魅力をさまざまな形で分かりやすく発信して、多くの方に選ばれるまち杉並を目指していきたいと思っています。

私は、杉並の良さはさまざまな意見があっても、知恵を集め、議論を尽くすことで最後にはまとまって前に進んでいける、そんなところにあるのではないかと常日頃感じています。今年もさまざまな課題に正面から向き合って議論を積み重ね、区民福祉の増進・拡充のために真っすぐ突き進んでいきたいと思っています。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、今年一年が皆様方お一人おひとりにとって幸多き年となりますよう、心からお祈りいたします。

 

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